良いおならを出す食物は何?キムチ?アロエ?


オナラは腸内の健康度を示すバロメーターです。臭いも便臭も健康を知るバロメーターですから、胃腸の調子の良い悪いは臭いでチェックできます。

健康的なオナラを出すには善玉菌を増やすことです!
食物繊維や乳酸菌を多く含む食材を選ぶのは、素人の判断では難しいですよね?できたら安価で気軽に手に入れやすい食材を選びたいものです。

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ここでは、健康なオナラを出すのに良い食材をいくつかご紹介したいと思います。

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カテキンが臭いを抑える?


緑茶に含まれるカテキンが臭いを抑える効果があるようです。カテキンには細菌の増殖や虫歯・口臭を予防する効果があるとよく知られていますよね?カテキンはポリフェノールの一つでオナラや便臭を分解する消臭効果があるのです!

カテキンの1日推奨摂取量は、体重10kgあたり約10mlとされています。例えば、体重が60kgなら60mlとなります。湯のみ1杯なら約6mlのカテキンが含まれ、湯のみ7~10杯程度、ペットボトルなら5500lの1本分が理想的です。カテキンが多く含むのは緑茶ですが、カフェインも含まれているので、臭いを抑えたいと多量の緑茶を飲むのは避けてくださいね。

日頃から鉄分を摂取されている人は、カテキンと一緒に摂るとカテキンのパワーを思う存分発揮できなくなるので、鉄分を摂るのは避けたほうが良いかもしれません。

ココアでオナラ対策を!


ココアにはカカオポリフェノールとリグニンが含まれていますが、リグニンの特徴は食物繊維の整腸作用として強力な効果があること。肝機能向上や便秘解消、冷え改善、美肌効果、血行促進、体臭防止、集中力、記憶力アップなどと多くの健康効果をもたらしてくれます。

ココア以外にリグニンを含む食材はあるのですが、ココアがダントツに多いのです!

1日3杯のココアを飲み続けることで、1週間に4回のペースで便意を催し便秘が改善されます。ココアを飲む人は飲まない人と比較すると腸内のビフィズス菌がなんと5倍も増加し、善玉菌の数は標準値以上に至ったとか!

それはリグニンの食物繊維で便を押し出す作用と、ポリフェノールで善玉菌を増やす作用との相乗効果で腸内環境を整えてくれるというわけです。

ココアは1日1杯飲むだけでも効果はありますが、一度口に入れてから効果が出始めるのは約10時間後です。夕食後に1杯ココアを飲むといいでしょう。またココアにオリゴ糖小さじ1杯(1日20gを目安に)を入れて飲むと腸の機能を高めてくれますよ。

夜にヨーグルトを食べた方が良い?

ヨーグルトは毎朝に食べる習慣となっていると思いますが、夜に食べたほうが効果的のようですよ。

なぜ、夜がいいのか?ヨーグルトといえば乳酸菌ですよね?就寝中に乳酸菌が増殖し腸内細菌のバランスが改善され、便通をスムーズにしてくれるからです。さらに胃がんの原因となるピロリ菌や夜に分泌が増える胃酸からも胃を保護してくれます。また肝臓への負担軽減になるので、よくお酒を飲む人にはオススメですね。

ヨーグルトは虫歯の原因となるミュータンス菌や歯周病を引き起こすジンジバリス菌という悪玉菌の増殖を抑えて殺菌してくれるのでプラークを減らすこともできます。

ヨーグルトが寝ている間に体質を改善するなんて意外かもしれませんが、考えてみたら理にかなっていると思います。納豆も夜に食べたほうが体に良いと聞きませんか?ヨーグルトも同じかもしれません。

キムチの意外なヒミツとは


キムチには乳酸菌が豊富なことで知られています。漬物でも乳酸菌で発酵させたものですが、キムチが最も乳酸菌が多く含まれています!
キムチに多く含まれるラクトバチルス菌がありますが、これは乳酸菌の一つで、腸内環境の働きを整え、発がん物質を減らす作用を持っています。さらに胃酸にも強く耐えられ、腸に届きやすい性質を持つ特徴があります。

キムチは市販されていますが、乳酸菌の健康効果を実感するには、ラベルに発酵キムチと記載されているものを選びましょう。
賞味期限をギリギリまで待てば十分に発酵してきます。キムチを1日に200gを目安に乳酸菌もビタミンB1,2も十分に摂れます。

韓国産のキムチは一般的に熟成したものが多いのですが、キムチくんマークの絵が貼ってあるものが、なんと韓国政府が認めた発酵キムチ商品なんだとか…!あの有名な牛角のキムチのパッケージにキムチくんマークがあります。

キムチは発酵が進むと酸っぱくなる傾向がありますが、これは口に入れても問題はありません。人によっては酸味が苦手な人がいると思いますが、調理方法を工夫する、例えばご飯に入れ、チャーハンする、または寒い時期であれば、鍋物の中に入れておけば酸味が苦手な人でも解決できます。

※発酵食品は腐敗菌の増殖を抑える働きがあります↓


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アロエが腸をキレイにする?


アロエと言えば火傷や胃腸病などに効果がありますよね?日本では、昔からアロエを医者いらずと呼び美容と健康に役立ててきました。おばあちゃんの知恵として子供や孫に伝えていますから、ご存知の方が多いと思います。
テレビなどで「アロエは腸の汚れと健康が密接な関係になる」と取り上げられるほど注目されています。

アロエは食物繊維を多く含むため、腸内環境を善玉菌優位に傾けてくれます。過敏性腸症候群にもアロエベラが症状の改善に有効であると、米国消化器学会においての発表がありました。腹部の膨満感や痛みが減少する傾向にあるようですので過敏性腸症候群の人にとっては嬉しいでしょう。

スーパーなどでもアロエの入ったヨーグルトが置いてありますし、生のアロエも手に入ります。生のままで食べるのが苦手なら、アロエを刺身にして、わさび醤油つけたりマヨネーズやドレッシングにつけたり、ジュースにしても飲めます。

海藻類で良いオナラを!


海藻を食品として昔から口にしましたが、最近では食生活の欧米化に伴い摂取量が少なくなってきています。藻類を含んだ和食ではなく、肉中心の食事ばかりが続くと悪いオナラを放すことになってしまいます。若い世代では海藻類を食べる機会が少ないでしょう。

メカブや昆布、もずく、ひじきなど独特のヌルヌルしたアルギン酸やフコイダンも、ココアで紹介したリグニンと同様の作用があります。アルギン酸はヌルヌルしたぬめり成分のことですが、海藻のしなやかさを保っているものアルギン酸のおかげなのです。

そんなアルギン酸には、便秘改善と大腸がんの予防対策にもなるのです。食卓にアルギン酸を多く含む昆布やメカブなどを一品添える形で摂取するのが望ましいです。管理人的には、メカブと納豆を一緒にしたメカブ納豆がオススメです!メカブと納豆はヌルヌルした成分とネバネバした成分が協力して相乗効果で腸内環境を整えてくれますよ。

ニンジンの葉で消臭?


健康的なオナラを出すためには、乳酸菌と食物繊維、そして消臭食物の3要素を取り入れることです。オナラの臭いが気になるなら消臭食物を十分に摂取してみることです。消臭食物には、ニンジンの葉があります。消臭機能には、根ではなく葉っぱが特に効果的なんだとか。葉は根と比べると、なんと10倍近いβカロチンが含まれているのです。βカロチンは発ガンの抑制に効果があります。

ニンジンの葉は自然の素材で、消臭効果を持つことが以前から知れ渡っています。葉を捨てずに料理の1つとして使うか、葉茶を作るのも可能です。葉茶を作る場合、ニンジンの生葉を洗った後に1週間ほど陰干しして、それを細かく刻めば出来上がりです。もちろん市販品のもありますので、それを利用するのもいいでしょう。

オナラの臭いを抑えてみたい方は、まずニンジンの葉茶で1~2週間試してみてはいかがでしょうか?

最後までお読み下さりありがとうございました。
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