意外と見逃しやすい!?低温やけど
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
気温が下がってきたので、そろそろ湯たんぽやホットカーペットなど暖房グッズを押し入れから出してくるでしょう。
管理人もダイソンのヒーターを出して暖を取っています。
赤ちゃんがいるので、ダイソンのようなヒーターなら安全かなと思い、購入しました。
さて冬季に入ると、心配なのが低温やけど。
使い捨てカイロ、湯たんぽ、電気あんか、電気毛布など、冬季において欠かせない暖房グッズですが、近年、低温やけどを負う人が増えているそうです。
ここでは、低温やけどについてお伝えします。
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低温やけどは重症化しやすい!
体温より少し高い、触れていて暖かくて気持ちがいいくらいの温度でも、その熱源に長時間触れ続けることでやけどを負うことがあります。
熱源が低温だと、長時間触れていても熱さや痛みを感じにくく、ゆっくりと進行するため、気付いた時には水膨れなどの比較的軽症のやけどから、最悪の場合、皮下組織が壊れるといった重症のやけどを負ってしまうことがあります。
皮下組織が壊れると、感染症にかかりやすく、入院を必要とすることもあります。
脚は知覚が鈍く、特に踵や踝、すねなどは皮膚のすぐ下に骨があるため毛細血管が圧迫されやすい部位です。
やけどは時間×温度の関係で発症することが分かっています。
例えば…、
・44℃では3~4時間
・46℃では30分~1時間
・50℃では2~3分
接触し続けるとやけどを発症することがあるそうです。
こんなことも低温やけどになる!
靴下用カイロを利用されている方、結構いますよね?
酸素の少ない靴の中で使うように作られているため、靴を脱いだ状態で使ったり身体の他の部位に使用したりすると、酸化反応が過剰に起こり高温になる危険性があります。
もし、靴下用カイロを正しく使っていない利用者がいましたら声かけてくださいね。
民間療法に頼らない!
水膨れができた場合、自分でつぶしたり、アロエや油、みそなどを塗ったりするのはあまり良いとは言えません。
雑菌が侵入してしまう恐れがあります。
ちなみに私はよくアロエを使いましたが、アレはあまり望ましい対処ではなかったんですね!
暖房便座で低温やけどになることも!
便座に長時間座っていると、低温やけどになることもあるそうです。
やけどをしそうにない温度でも、長時間使うと気付かないうちに低温やけどになることを頭に入れ、利用者に注意を呼び掛けていこうと思います。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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