USPを作るための5W1H活用法とは? OTとして生き残るには?

USPを作るための5W1H活用法とは? OTとして生き残るには?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

5W1Hは、文章を作る時に使う基本的な要素としてよく活用されていますよね?
また、ビジネスでも以下のように用いられることもあります。

Who(誰に):お客さんは誰なのか?
Where(どこ):どこにいるお客さんなのか?
What(何):商品、サービスは何なのか?
Why(なぜ):なぜそのお客さんに必要とされるのか?
When(いつ):いつその商品を売るのか?
How(どのように):どのように売れば良いのか?

松尾 昭仁著「1000人のマーケットで1億稼ぐ!~Webマーケティングの成功法則」に掲載しているUSPを作るための5W1Hの使い方を参考にしながら、作業療法士向けにアレンジしてUSPを熟慮したことがありました。

この本は「1000人のマーケットで1億稼ぐ!」のタイトル通り、マーケティングに関する書籍ですが、作業療法士ブランドとして確立するのに役に立つ一冊でした。

ハヤシ喜ぶ

ここでは、USPを作るための5W1Hの使い方について簡潔に紹介したいと思います。

USPとは?

USPと何か?
USP(Unique Selling Proposition):マーケティング用語のひとつで「独自の売り」をいう。
作業療法士を例にすると、他の作業療法士にはないポイントを「強み」としてPRすることです。

では、USPを見つけ出すにはどうしたらいいのか?
それは5W1Hを活用するのです!

USPを作るための5W1H活用法


引っ越し屋を例にするとします。いろいろな引っ越し屋がありますよね?
そこで他との差別化を図るべく「ピアノ専門」をウリにしたとします。

引っ越しという名前の広い土地(マーケット)の中に、ピアノ専門という土地を開拓した。

USPを作るための5W1Hの使い方として、次のようになります。

What(何を):ピアノ専門の引っ越し業者

Who(誰が):女性スタッフだけの引っ越し業者

Whom(誰に):学生専門の引っ越し業者

Where(どこ):高層マンション専門の引っ越し業者

When(いつ):深夜専門の引っ越し業者

How(どのように):大型マシンで一気に部屋に運び入れる引っ越し業者

このように変則的な5W1HからUSPを使って、一点の要素(ここではピアノ)に徹底的に絞り込んだサービスを提供するわけですね。

それがWhy(なぜ)あなたの会社を選ぶのか、という「理由付け」が可能になります。

それを参考に作業療法士としてのUSPを作り出します。

例)老人保健施設という名前の広い土地(マーケット)の中に、個人ブランドという土地を開拓した。

極端な例かもしれませんが、私の職場の周りにも他の施設がいくつかあり、顧客獲得競争が激化しています。

老人保健施設の独自サービス云々というよりも、「個人ブランド」に焦点を当ててみたわけです。

圧倒的なウリを持つ、魅力的な人が施設に存在するとなると、数ある施設の中から私たちの施設をチョイスしてくれるかもしれませんから。

その本と出会う前の私は、

ハヤシはう!

作業療法士として生き残れるのか?
作業療法士になってよかったのか?


…と自問自答ばかりしていました。

でも「1000人のマーケットで1億稼ぐ!」という書籍のお陰で、USP(独自の強み)を作って他の作業療法士との差異性を生み出す「個人ブランド」があれば生き残れるのではないか!と強く思いました。

※下の写真は、平成21年6月15日にある喫茶店で、作業療法士として生き残るためのUSPを作り出したものです。
かなりの前に作り出したものですが、今となってはありとあらゆる分野で絶えず革新が行われています。

USPを作るためにも常に新しい知識や方法を身に付けておかないと、作業療法士として生き残れないばかりか、下手すれば無用の作業療法士と化することもあるでしょう。
なので、もうちょっと柔軟な頭を持って、USPを再度作り直していこうと思います。

以前、「断捨離」という本を読んだこともあってか、正しい知識や方法が何であるかを見極め、良いモノを積極的に受け入れ、ウリ(USP)にならないモノを潔く捨てることこそが作業療法士として生き残っていく上で大切だと思います。

これからも作業療法士として生き残るためにも、USPで引き続き、個人ブランドを確立して行こうと思います。(作業療法士としてのゴールなんてありませんからね。)

参考文献:松尾 昭仁著「1000人のマーケットで1億稼ぐ!~Webマーケティングの成功法則」


最後までお読み下さりありがとうございました。
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