ケアマネ試験対策 3分で覚える!グループワークの原則と加齢に伴う検査値の変化、高齢者の転倒と骨折

ケアマネ試験対策!

先日、ケアマネ試験を終えたばかりですが、早速、来年に向けてケアマネ試験に向けて始動する人もいることでしょう!

今日は、「グループワークの原則」と「加齢に伴う検査値の変化」と「高齢者の転倒と骨折」を覚えましょう!

加齢に伴う検査値の変化

毎年健康診断を受け、検査値をそれなりにチェックしているかと思います。加齢現象で、検査値がどのように変化が起こるのでしょうか?それを今から確認しましょう!

◎加齢により低下・減少、あるいは傾向を示すもの
・肺活量
・1秒量
・1秒率
・赤血球数
・ヘモグロビン値
・ヘマトクリット値
・血清アルブミン値
・クレアチニン値

◎加齢によるバイタルサインの変化
・体温→低下傾向を示す
・血圧→動脈硬化などにより上昇傾向を示す
・脈拍→心房細動など不整脈があらわれやすい

では、2問だけ出してみますね。○✕問題です。

①血清アルブミン値は加齢に伴って低下しない。
②高齢者では血清クレアチニン値が正常でも、糸球体ろ過率(クレアチニンクリアランス)が低下していることがある。

正解
①✕
②○

血清アルブミンをもっと分かりやすく知りたい人は、以下のpdfが参考になるかと思います。

血清アルブミンは、血液中のタンパク質の一種で、総たんぱくの約6割を占め、栄養・代謝物質の運搬、浸透圧の維持などの
働きを行います。栄養状態を評価する際、低栄養に陥っていないかどうかを調べる指標となるものです。
NST ではアルブミン値 3.5g/dl以下(基準値 3.8g~5.3g/dl)を栄養不良とみなし、栄養状態改善のためのアプローチを行って
います。

グループワークの原則

今度は3分以内にグループワークの原則を覚えちゃいましょう!

①共同作業の原則
グループのメンバー同士の共同だけでなく、ワーカーとの共同も含む。

②段階的取り組みの原則
長期目標、短期目標、当面の実行目標というように、段階的に目標を設定して取り組む。

③制限の原則
他のメンバーを脅かすような、共同関係を破壊するような行動などが見られた場合は、ワーカーが制限を加える。

④モニタリングと評価の原則
グループ活動の効果を検証・評価する。

高齢者の転倒と骨折

今度はたった1分で覚える高齢者の転倒と骨折について整理してみました。
では、参りましょう!

転倒→骨折!
転倒して膝をついた!→大腿骨頚部骨折
転倒して尻もちをついた!→脊椎圧迫骨折
転倒して手をついた!→橈骨遠位端骨折
転倒して肘をついた!→上腕骨近位端骨折
ヒッププロテクター→大腿骨頚部骨折のリスクを軽減

対象者に「このような転び方をしたら、〇〇骨折のリスクがあります。」と説明するのにいいかもね。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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