国家試験に合格できるのはどんな人?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です。
新年を明けてからの国家試験がたくさんありましたが、どうでしたか?
作業療法士や理学療法士の国家試験も2月の下旬に行ったばかりです。
国家試験に限らず、ケアマネや認知症ケア専門士など資格取得に向けて受験勉強をされる人も多いと思いますが、受験勉強の方は順調でしょうか?
試験日までどのような計画を立てているのでしょうか?
当然ながら勉強の仕方は人それぞれです。
ここでは、どんな人が資格を取得できるのか?をお伝えします。
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資格取得を目指す3人のどの人が合格できる?
つい先日、読み終えた和田秀樹著【「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣】という書籍に、こんな話がありました。
ちょっと紹介しますね。
次のように、ある資格取得を目指す3名がいたとします。
自分はどのタイプに該当するのか?を考えてみてくださいね。
Aさん
→社交性があり、話が面白い。しかし、どこか落ち着きがない。何でも知っているようだが、じっくり話し込むと奥行きがない。すべてにおいて浅く広くというタイプ。そんな性格で試験勉強に集中できず、不安感ばかり募っていく。
Bさん
→常に上位を目指して走っているタイプ。小学校から高校までエスカレータ式の有名校に通っていた。自分には学力も才能もあると自信を持っている。しかし、新しいことに対して、とても敏感。
試験勉強でも最新情報を常にチェックし、問題の傾向や予想などに関して書かれた記事があるとスクラップしていた。勉強にはかなりの時間をかけている。
Cさん
→地味で目立たないタイプ。不器用だけど、コツコツと努力を積み重ねていく。ただし、新しいことには消極的ですぐには動けない性質。営業職に不向きでうだつが上がらないと思われがちだった。
さて、どの人が合格したのでしょうか?
Aさん?
Bさん?
Cさん?
合格する人は…?
結論から言うと、Cさんでした。
Aさんは通信教育を受けていたし、Bさんは夜間塾に通っていたと。
それぞれに最良と思う行動をしたのに…。
合格したCさんは独学という地味な勉強でした。
ところで、Cさんはどのように勉強したのでしょうか?
それは過去の問題集をやっただけ。
ですから、試験日まではとにかく過去の問題集をしっかり勉強すればいいんですね。
これからは新しい分野や苦手な分野などに手を出す前に、まずは問題集だけに絞るといいかもしれません。
過去問以外の情報をシャットアウトしたほうがいいと思います。
でないと、気になる情報に振り回され、過去問に取り組む時間が大幅に減ってしまいますから。
スキマ時間(通勤時間や入浴中など)を活用して、どんどん過去問にトライ!
かくいう私も試験日1ヶ月前からは過去問ばかりやっていました。
ある問題を解けたら、その問題はもう二度とやりません。ミスしてしまった問題の場合は、2,3回繰り返し学習しました。
試験日まで、まだ余裕があるのでれば、問題集を繰り返してみて、自分はこういう分野が苦手かも?と大体掴めてきてたら、今度は苦手分野を克服するために工夫すればいいと思います。
で、試験日までの残り1ヶ月間は過去問に集中して取り組むか否かが国家試験の合否を決める重要なポイントだと思っています。
さいごに
試験前は睡眠時間をしっかり確保し、アルコールも控えたほうがいいでしょう。
管理人はいつも試験日に栄養ドリンク剤を一気飲みしてから挑みました。
では、受験者の皆さん!どうぞお体だけは気をつけて試験に挑んでくださいね。
あ、それから、マークシートに記入漏れやズレがないか?2,3度チェックするようにしましょう!
国家試験ではないけど、マークシートの受験番号に記入ミスがあって失格(本当は合格だったのに)となった経験があります。