
乾燥剤の代用となる身近な物はあるか?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
乾燥剤と一言で言っても、世の中にはたくさんの物がありますよね。
例えば、
お菓子の中に入っている乾燥剤、クローゼットに入れる防カビ剤、市販品でもたくさんの品数があります。
そんな乾燥剤をもっと手軽に、しかも自宅で作ることって出来ないでしょうか!?

ここでは、乾燥剤の代用となる身近な物はあるか?についてお伝えします。
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そもそも乾燥剤って?
ウキペディアで乾燥剤を調べてみた所、乾燥剤の定義として空気中から水蒸気を吸収する物質とあります。
シリカゲルや生石灰(酸化カルシウム)などが一般的だそうです。
シリカゲルは良く聞く乾燥剤の1つですよね。
通常、塩化コバルトを含ませることで、乾燥時には濃青色、吸湿時には桃色となり、色を変えることで使用時期を判断できるという優れ物です。
生石灰(酸化カルシウム)は、一般的に瓦の原材料や工業化学製品乾燥剤として工業系に使用されることが多いようです。
このような優れ物を身近な物で代用できるのでしょうか?
身近な物で代用するには?
先ほど乾燥剤の定義を紹介しましたが、空気中の水蒸気って一体何でしょうか?
パッと思いつくのは湿気ですよね。
身近な物で乾燥剤を代用する=身近な物で湿気を取ること、と置き替えて考えてみます。
まずは、湿気の起こる原因を考えて見ましょう。
湿気る原因は?
普段の生活を考えてみて下さい。
湿気が溜まりやすい場所はお風呂場、台所、押し入れ(クローゼット)などがあります。
お風呂場であれば、お風呂上りの露が蒸発し湿気となり、体に付着したお湯も湿気の原因となります。
湯船にお湯を貯めているのであれば、それが原因で湿気となることもあるでしょう。
台所においてはお湯を沸かすと湿気が出ます。料理をすれば煮る、炒める、揚げるそれぞれの工程で湿気となる原因となります。
押し入れ(クローゼット)はどうかと言えば、湿気を帯びた衣類は自然と湿気を出す原因となります。
その他にも、私たち人間は1日に500~1500mlもの汗をかくので、その汗も湿気の原因になります。
3人家族だと、単純に3倍の量の汗をかくでしょう。数字として考えると結構な湿気が発生することが想像できます。
驚くことに観葉植物もたくさんあれば、それだけで湿気を作り出す要因となるようですよ。
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生活の中で出る湿気を取るために身近な物とは!?
普段暮らしている家の中からでも、自然と湿気が出るもんですね。
ましてや梅雨の時期に突入すると、湿気の影響で、あの憎きカビが繁殖しやすい環境となります。
カビは見た目が悪いのもそうですが、特に心配なのがアレルギー症を引き起こすこと。
住まいの中で、カビをいかに繁殖させずに快適な環境を調整するには、湿気対策を講じることが大切です。
家にある身近な物で湿気対策を!
家にある身近な物で、カビを防止・撃退したいものです。
皆さんが毎日見ている新聞紙を活用します。
恐らく新聞紙はすでに使っているという人が多いと思いますが、私が勧めたいのはこれにもうひと工夫。
それは新聞に重曹、もしくはコーヒーかすや緑茶・紅茶の茶殻を乾かした物を包んで使用することです。
新聞紙+重曹
新聞紙の原料は古紙です。
古紙はもともと紙で、紙の原料は木材です。
木材は湿気を吸収しやすい性質で、古紙は強度を高めるのにでんぷんを使用しています。
でんぷんも湿気を吸収しやすい性質ですから、新聞紙は湿気を吸収するのにはもってこいなのです!
それに加える重曹も湿気を吸収しやすく、さらに嫌な臭いまで吸収してくれる優れ物です。
つまり、除湿と消臭効果があり、一石二鳥となるわけです。
もし新聞がなくて、和紙や障子紙が余っているのであればそちらでも構いません。
これらをどうやって使うのかですが、重曹の場合は任意の大きさで箱状の物を新聞紙で作ります。
置く場所にもよりますが、豆腐の容器位の大きさが適当だと思います。
なお、新聞紙は二重にして箱状の物を作ってくださいね。新聞紙が薄いと湿気を吸った時に新聞が破れ、重曹がこぼれる恐れがあるからです。
箱状の物を作ったら、そこに重曹をこぼれない程度に十分に入れてください。それで乾燥剤の完成です!
これを何個か作ることによって、靴箱や部屋干しをした時の衣類の下に置く、押し入れに置くなどして湿気対策を講じることができます。
靴箱で使用するのであれば、防臭効果にも役立つはずです!
※新聞紙で箱を折る方法は次の動画をご覧ください↓
新聞紙+コーヒーかす(茶殻)
コーヒーかすや緑茶・紅茶の茶殻を乾かした物も吸湿性があり、臭い取りにもなります。
これらを使う場合であれば新聞紙を折りたたむのですが、大きさはどこで使用するかによって変わってきます。
ポイントはコーヒーかすや茶殻は良く乾燥させることです。
乾燥が十分でなければ、吸収力が弱まるだけでなく防臭効果も半減するので注意が必要です。
十分に乾燥させたコーヒーかすや茶殻を折りたたんだ新聞紙の間に入れることで乾燥剤+消臭剤が完成します。
小さい乾燥剤であれば、濡れてしまった靴や夏場の湿った靴に入れる、衣替えの時期に、汚れても良いシーツなどで新聞紙をくるんでおけばクローゼットに衣類と一緒に入れると乾燥剤の役割を果たします。
同時に防臭効果にもなります。押し入れでも同じような使い方が出来ます。
キッチンの三角コーナーにこれらを撒いてあげても、除湿・防臭効果がありますよ。
このように身近な物を工夫次第で使い分ければ、使用範囲が拡大できます。
これなら梅雨時期でも快適な環境を維持できるかもしれませんね。
※他にコーヒーかすの活用法を知りたい方は次の動画が参考になります↓
まとめ
今回は乾燥剤の代用を身近な物で出来ないかを考えてみました。
私たちが日頃から良く使用する新聞紙にもうひと工夫することで、乾燥だけではなく防臭まで出来ることをお伝えしました。
湿気を取るためだけの方法を考えていけば、他にもたくさんの乾燥剤を代用出来ると思います。
乾燥剤は私たちの生活には必要不可欠です。皆さんもちょっとしたひと工夫を考えて見てくださいね。
手間をかけてまで乾燥剤を作るのが面倒臭いなら、家中に新聞紙を敷けば済みます。ただ見た目はよろしくないですけどね。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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