
作業療法士が転職成功するための自己分析の方法
作業療法士が転職する場合、中途採用という形になります。
したがって、採用側はこれまでのOTの経験やスキル、仕事への意欲、人間性などが見極めようとしますので、転職前に改めて自己分析を行う必要があります。
自己分析というのは、自分の強みや適性は何かを把握することです。
転職の目的は?自分の強みは?他のOTに負けない点は?など、自己分析をしてアピールポイントを整理しておくことをオススメします。
面接において、OTとしての強みを把握せず、これまでの経験を伝えても採用側は関心や興味を抱いてくれません。転職後、自分の何を売り込むかをアピールすることによって、イメージしてらうことが重要です。
自己分析をしてはじめて、自分の強みやウリを採用側にアピールし、魅力を感じてもらえるプレゼンができるわけです。
ここでは、作業療法士が転職成功させる5つの自己分析の方法をお伝えします。
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自己分析したいのは5つの項目
管理人はマイナビさんの「はじめての転職ガイド 成功する転職」というオフィシャルブックを参考に、次のような5つのステップの流れで自己分析しました。
STEP1 転職の目的をはっきりさせる
STEP2 自分のアピールポイントを整理する
STEP3 自分の弱点を見つめ直す
STEP4 自分のスキル、キャリアを整理する
STEP5 選考基準と、発揮できる強みを明確にする引用元:マイナビ「はじめての転職ガイド 成功する転職2014年度版」
このSTEP5の通りに自己分析していくと、スッキリと整理できます!一度自己分析して整理しておくと、履歴書や職務経歴書を記入しやすくなったり面接でも伝えるべきが明確になります。
各STEPについて簡潔にまとめてみましたので参考になさってください。
※詳細なことは、マイナビ「はじめての転職ガイド 成功する転職2014年度版」という本を。
STEP1 転職の目的をはっきりさせる
これは「なりたい自分を考える」ことです。
「年収アップしたいから」とか「上司と関係が良くないから」、「OTの強みを生かせないから」など職場の現状に満足しないから転職を決意したという理由はあまり良くありません。大切なことは、作業療法士としてのスキル・キャリアアップのための転職したいからと前向きに考えることです。
たとえ経験年数が浅くスキルや経験不足でも、問題ありません。転職先でそれらを補いながら目標を定めていきたいとアピールすればいいと思います。要は、採用側に熱意さえしっかりと伝えればいいですからね。
STEP2 自分のアピールポイントを整理する
これはものすごく時間がかかりましたが、履歴書にある自己PRの材料になるだけでなく、職務経歴を振り返ることで改めてアピールポイントを再発見できました。
転職先においても前職の経験を生かして貢献できるようなアピールポイントを掘り起こしてくださいね。管理人の場合、前職でいろいろなアクティビティを経験したので、その経験を生かせることをアピールしました。
STEP3 自分の弱点を見つめ直す
管理人の経験上、面接で「職場で何々が起きてしまったら、あなたはどうしますか?」、「失敗したことは何かありましたか?」と質問されたことがありました。
トラブルが起きたことや失敗事例に対し、どのように対処したかを採用側は知りたいのです。自分の弱点や失敗を冷静に分析し、今後はこの経験からどのように生かすのかを考えるのです。
「何もトラブルや失敗もありませんでした。」と優等生ぶりで答えるのはNGです!失敗を経験し、どういう対処したか?何を得たかを把握しておけば、それだけでもアピールにつなげられますから。
STEP4 自分のスキル、キャリアを整理する
作業療法士として経験を積む中で、業務における実績などが認められて抜擢されるので、このSTEPは特に重要です。
採用側が求めているのは、ズバリ即戦力です。もちろん転職後の臨床現場における実績を生かせるかも問われるので、裏付けとなるスキルやキャリアをしっかり把握してくださいね。
以下のワークシートを使用し、整理してみてください。
- これまでに身に付けたスキル
- 希望職種で求められるスキルと共通するもの
- 希望職種に必要とされるスキルで不足しているもの
- 不足しているスキルをどのように補うか?(自己啓発)
- 他社で通用するキャリア(経験)
引用元:マイナビ「はじめての転職ガイド 成功する転職2014年度版」
改めて身に付けているスキルやキャリアを整理すると、違う分野で働くとなると不足している部分が明確になってくると思います。
例えば身障分野から高齢分野に転職したいと望んでいる場合、高齢分野に不足しているスキルは何かを明確にして自己啓発していることをアピールするとしましょう。
STEP5 選考基準と、発揮できる強みを明確にする
採用側が求めている実務能力は何かを把握し、これまでのSTEPで整理したスキルやキャリアを武器に貢献できることをアピールします。
採用側の求人要項などの情報を読み取ることですね。この求人要項は転職コンサルタントに相談すれば、情報を提供してくれますよ。
転職先で発揮できる強みを裏付けるために、これまでの職務経験と関連付ける具体的な根拠を職務経歴書に記入してください。
もし採用側が求めているスキルや経験が自分の職務経験とマッチしていなかったら、興味を示してくれないので、選考基準と発揮できる強みと関連付けているか?を確認してくださいね。
まとめ
作業療法士が転職成功するためには、自分の強みやウリなど採用側にアピールすることです。そのためには自己分析という作業が欠かせません。
全く自己分析を行わずに転職活動に挑むと、終始、攻めの姿勢がなく、履歴書や職務経歴書にアピール力がない、また面接でも熱意さが伝わらず、採用側は興味や関心を抱いてくれません。
「私を採用してくれたら、転職後にコレとアレができますよ!」位の強気で自分を売り込むことが重要なので、転職前に5つの自己分析を経てアピールポイントを整理しておくことをオススメします。
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