作業療法士が転職する時期は?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
作業療法士は転職したいと決心したら、「いつ始めるか?」と転職活動開始の時期をきちんと考えなくてはなりません。
在職中から仕事を続けながら転職活動するか?
それとも退職してから始めるか?
このどちらかによりますが、いずれにしてもメリットとデメリットがあります。
ここでは、転職活動の開始時期について説明しています。
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在職中?退職後?どっちが?
どちらがいいのか判断に迷う所ではありますが、次のメリットとデメリットを参考に転職活動の開始時期を決めるといいでしょう。
在職中に転職する | 退職後に転職する | |
---|---|---|
メリット | ・キャリアアップと給与アップへのモチベーションが高まる ・収入があるから生活費など心配せずにゆっくりと探せる ・万が一、転職先が見つからなくても今の職場を続けられる ・時間をかけて自分のやりたいOT仕事だけを探せる ・転職に必要な手続きを自分でしなくて済む |
・転職に関する情報をたくさん収集ができる ・時間的に余裕があり、ゆっくりと転職活動ができる ・キャリアアップのための資格取得や講習会など受講ができる ・複数の転職先の見学や面接などに対応できる ・退職した身なので心身をゆっくり休められる ・雇用保険が受給される |
デメリット | ・転職に関する情報収集する時間がない ・キャリアアップのための資格の勉強ができない ・転職活動中であることを隠さなければならない ・業務多忙で見学や面接ができない ・いい案件が見つかったとしても迅速な行動が取れない |
・収入がなく生活費が苦しくなる ・転職先が決められずに焦りが生じる ・ダラダラと過ごすことが多くなり、転職活動が怠慢になりがち ・早く決めたいからと妥協しやすくなる ・ブランクが長いと意欲減退し、技術のキレも悪くなる |
管理人の場合、1回目の転職は在職中に、2回目の転職は退職後に活動しました。どちらも経験しましたが、管理人的には初めて転職活動するなら、在職中にしたほうがいいかなと思います。
転職エージェントや転職情報サイトに登録して転職活動を行なっている人の多くが現職なのです。
今以上にキャリア&スキルアップを目指すのであれば、在職中にしかできません。
職場の援助施策を受けられるのであれば、援助施策を思う存分活用したほうがいいでしょう!退職後となると、援助施策という特権が消滅されてしまいますからね。
※援助施策については次の記事を参照↓
給与が入ってきますから、お金の問題のことを心配せずに自分のペースで転職活動ができます。
しかし時間的に余裕がなく、資格取得のための勉強時間がなかったり、いい案件が見つけられたとしても面接の時間が調整できなかったりとデメリットがあります。
転職活動の時期が退職後なら覚悟が必要?
事情があって、退職してから転職活動する場合、いくつかのハンディキャップを覚悟する必要があるのです。
このハンディキャップとは、以下の通りです。
給与ダウンの可能性は高い!
退職してしまうと転職先との条件の交渉が不利になりやすく、給与ダウンにつながる可能性があります。
統計的にも、在職中に転職活動したほうが退職後の転職活動よりも給与条件が良いとされています。
希望条件にマッチする求人を見つけるのに時間がかかる!
希望条件にマッチした求人を見つけ出すのに、ある程度の時間が必要です。今すぐに見つけられればいいのですが、たとえ見つかったとしても他のOT転職者も応募してきます。
3ヶ月後、もしくは半年後にようやく条件の合う転職先に巡り合うというケースも多々あります。
家族からのプレッシャーがかかる!
独身の方は問題ないと思いますが、家族持ちの人の場合は大問題です。退職したら時間はあっという間に過ぎ、それと同時に焦りが生じます。
もし2,3ヶ月過ぎでも転職先が決まってなかったら、間違いなく家族からのプレッシャーも強まり不安も生じてくるでしょう!プレッシャーによる焦りからはやる気持ちを抑えられず、つい妥協して転職するとそのツケが後から回ってくるかもしれません。
管理人の知人(30代前半OT歴3年)が退職後に転職活動をし、「給与は前職よりも5万円以上、駅から10分以内、福利厚生が○と○…」と、とにかく希望条件にこだわっていたのですが、半年間活動するも転職先決まらず…。
家庭持ちで小さなお子さんもおり、嫁さんや義理のご両親からのプレッシャーも強烈で、結局、前職よりも給与が2万円下がったという転職の失敗談を聞きました。
※40代以降の人は転職するかどうかは熟慮のすえ決意したいものです。
ブランクのある人は嫌われる!
失業期間が長ければ長いほど、面接でその点を必ず突っ込まれます。採用担当者は失業というリスクを冒してまで、なぜ今の職場を退職したのかを知りたいのです。
したがって、退職理由とブランクの間に何をしていたのかを納得のゆく説明を用意しておきましょう。
ちなみに管理人は、1年半年という失業期間があり、案の定、面接で突っ込まれました!
で、面接では取得したい資格があり、それを勉強する時間が必要で退職したと説明しました。ブランクがあってもアピールになる材料があれば、それを説明すれば好感度が上がると思います。
現職を続けていると忙しさにかまけてなかなか転職活動に専念できない人は、思い切って退職したほうがいいかも?腰を据えてじっくり転職活動すれば、きっと好条件の転職先が見つかることができると思います。
ただ、先述した退職後における転職活動のデメリットを理解しておいてください。
辞めた時のリスクを十分に確認してから行動を取ること。失敗したら、元の職場に戻れませんから…。
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