頸髄損傷の事例問題に挑戦!

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

さて、今日は頸髄損傷に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:45歳の男性。3年前に受傷した頸髄損傷による完全四肢麻痺。在宅での訪問リハビリの訓練中に突然激しい頭痛と著明な発汗と認めた。取るべき対応で適切でないのはどれか?
1.血圧を測定する。
2.麻痺部の有害刺激の有無をみる。
3.膀胱が充満しているかをみる。
4.下肢を挙上して経過を観察する。
5.関連する医療機関に連絡する。

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:
問題の症状は自律神経過緊張反射と考えられる。
第5胸髄損傷以上で、膀胱・直腸・肛門の刺激により頭痛、発汗、立毛、徐脈、血圧上昇(急性高血圧)、動悸、鼻閉、呼吸困難などが生じる。
下肢の挙上→脳内血圧上昇を助長し脳出血となる危険性がある!

最後までお読み下さりありがとうございました。
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