高齢者の大腿骨頚部外側骨折に対して理学療法で適切でないのは?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

さて、今日は高齢者の転倒に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:高齢者の大腿骨頚部外側骨折に対する観血的整復固定術後の理学療法で適切でないのはどれ?2つ選べ。
1.股関節内転内旋は禁じる。
2.肥満傾向の患者では歩行浴が有効である。
3.治癒遷延例は免荷装具の適応になる。
4.患肢の短縮に補高靴を用いる。
5.両松葉杖で患肢完全免荷歩行を指導する。

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:1と5
解説:大腿骨骨頭置換術ではないので、股関節内転内旋は必ずしも禁忌とならない。
術後の完全免荷時期には松葉杖よりも安定した平行棒内、歩行器での歩行訓練を行うことが望ましい。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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