「腸閉塞と消化器疾患」に関する国試に挑戦!

OTPT国家試験のイメージみなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴のOT林です。

さて、今日は腸閉塞に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:腸閉塞でみられないのはどれか?
1.腹痛
2.蠕動不穏
3.嘔吐
4.吐血
5.腹部膨満
 
問題2:消化器疾患で正しいのはどれか?2つ選べ。
1.十二指腸潰瘍による痛みは食後に生じる。
2.胆石による典型的な痛みは鈍痛である。
3.胸膜炎では腹部を軽く押すと腹筋の緊張が低下する。
4.食道静脈瘤の基礎疾患として肝硬変がある。
5.広汎な熱傷には胃潰瘍が続発しやすい。

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:
【腸閉塞】
腸管内容が通過障害が起きる疾患。蠕動運動が障害され、腸内容は停滞逆流を始め、腹痛嘔吐の症状をきたす。臨床所見は、腹部膨満、腹痛、嘔気、嘔吐を呈する。

症状:腸内容停滞

便秘

鼓腸(腸内にガスが充満して腹部の膨れる症状)

食欲不振

症状:腸間膜絞扼
・腹痛(絞扼痛)
・ショック(浅く速い呼吸)
・チアノーゼ(血圧低下)

乳幼児や高齢者の場合、命を落とすこともあるので注意が必要な疾患。

問題2の正解:4と5
十二指腸潰瘍空腹時痛、嘔吐、下血を主症とする。
胆石による背部放散性を伴う上腹部の発作性激痛は特徴的である。
胸膜炎では病巣部の圧痛はあるが、腹部の緊張低下は少ない
 
最後までお読み下さりありがとうございました。
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