「片麻痺患者の歩行」に関する国試に挑戦!

OTPT国家試験のイメージみなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴のOT林です。

さて、今日は片麻痺患者の歩行に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:脳卒中患者に見られる症状で転倒と関連が少ないのはどれ?
1.認知症
2.深部感覚障害
3.夜間せん妄
4.視空間失認
5.失語症
 
問題2:片麻痺の歩行訓練で阻害因子となりにくいのは?

1.半側空間無視
2.表在感覚障害
3.膝関節屈曲拘縮
4.弛緩性麻痺
5.疼痛

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:
転倒の要因には…、
感覚要因(深部感覚障害、視覚障害、前庭覚障害など)
高次要因(注意障害、睡眠障害、意識障害、認知障害など)
運動要因(筋力低下、全身持久力低下、協調性障害、骨関節機能障害など)
環境要因(床、障害物、照明など)
…がある。

失語症は歩行などの運動機能獲得の阻害因子にはなにりくい。
したがって、5が正解となる。

問題2の正解:
片麻痺の歩行訓練の阻害因子には、強度の痙縮・蔓延性弛緩性麻痺、深部感覚障害、股・膝関節屈曲拘縮、失行・失認などの高次機脳能障害、精神障害、疼痛などがある。

 
最後までお読み下さりありがとうございました。
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