片麻痺の反張膝への対応で適切なのは?「片麻痺の歩行」に関する国試に挑戦!

OTPT国家試験のイメージみなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴のOT林です。

さて、今日は片麻痺の歩行に関する国試にチャレンジしてみました。

問題1:片麻痺の反張膝への対応で適切なのは?
1.骨盤前傾位での歩行指導
2.短下肢装具足継手の底屈制限
3.ターンバックル付膝装具の使用
4.患肢での片脚立位訓練
5.ハムストリングスの持続的伸張

 
問題2:片麻痺による痙性歩行の患肢の特徴で誤っているのはどれ?
1.立脚相の短縮
2.遊脚相の股関節内旋
3.尖足
4.足部の内反
5.反張膝
 

正解は↓のほうへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題1の正解:
短下肢装具足継手の背屈位で底屈制限を行うことで、患側下肢支持時に下腿支柱が前傾し膝を屈曲位に保持することができる。
1,4,5は反張膝を助長し、3は一般的に膝屈曲拘縮時の持続的伸張に使用する。

問題2の正解:
屈筋共同運動の影響により、遊脚相では下肢の振り出しの際に股関節屈曲のみを行うことができず、骨盤の挙上や股関節外転・外旋の組み合わったぶん回し歩行を呈しやすい。
 
最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ