
みなさん、こんばんは。崖っぷちの難聴のOT林です。
さて、今日は精神障害患者に関する国試にチャレンジしてみました。
問題1:器質性精神障害患者のOTで適切なのは?
1.他の患者との交流は避ける。
2.変化のある作業種目を選択する。
3.誤った言動は理論的に正す。
4.作業の誤りはまとめて訂正する。
5.楽しみの要素を取り入れる。
問題2:境界型人格障害患者の特徴でないのはどれか?
1.自傷行為
2.薬物乱用
3.不安定な対人関係
4.滅裂思考
5.むちゃ喰い
正解は↓のほうへ。
問題1の正解:5
冷静に考えれば、解ける問題ですね。
器質性精神障害では、人格、認知症、思考、情動障害が起こる。楽しさという意識は人格の肯定的反応であり、思考や情動を促進させる働きがある。また健忘を伴うことが多いので、訂正はその時その場所で適切に行うことが必要。
問題2の正解:4
境界型人格障害は過剰な理想化と過小評価による不安定な対人関係、衝動的行動(浪費、薬物常用、過食など)、感情易変性、自傷行為などが特徴である。
滅裂思考は相互の関連のない観念が結びつく思考障害である、統合失調症などで見られる症状。