七夕飾りの片付けの時期はいつ?処分はどうするの?

七夕飾りの片付けの時期はいつ?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

七夕で飾った笹や飾り、短冊は終わったら片付けます。

でも、いつまで飾っておいて良いのか気になりますよね。
せっかく願い事を書いたのにすぐに捨てると願い事が叶わないのでは?なんて不安になりますが、ずっと飾ってよいわけでもありません。

ハヤシ喜ぶ

今回は、七夕飾りの片付けの時期はいつか?そんな疑問を解決すべく考えてみたいと思います。

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意外と知らない七夕の由来って?


そもそも七夕の由来は何でしょうか?
ちょっと気になって調べてみました。

七夕は節供、節日の1つであり、五節句の1つとしても数えられます。
旧暦では七夕節句と言われ7月7日の夜のことを表します。日本では新暦7月7日や月遅れの8月7日に行われています。

歴史は古く中国の織女と牽牛の伝説として古詩十九首が文献とされています。

日本の七夕は元来、中国での行事であった七夕が奈良時代に伝わったと言われています。
中国の伝説と日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説が合わさって生まれました。

機織の上手な働き者であった織姫は、働き者であった夏彦星と恋人同士でした。

天帝は仲の良かった二人の結婚を認め、無事に二人は結婚することが出来ました。しかし結婚生活が楽しいあまり、二人は働かなくなってしまいました。

天帝はお怒りになり、二人を天の川を境に引き離すことにしたのですが、年に1度7月7日だけ会うことをお許しになられたというのが伝説の内容です。

こうして、七夕は年に1度だけ織姫と夏彦星が会える特別な日として出来たわけです。

ところで、七夕の日に七夕飾りをするようになったのはなぜでしょうか?

七夕の飾りをつける理由は?

奈良時代、五色の糸を星にお供えする習慣があったようですが、室町時代に入り書道の上達を願った者が硯や墨で短冊に書いた和歌などを収めるようになったのが始まりと言われています。

広く普及してきたのは江戸時代になってからのようです。
今では色紙やたくさんの飾りや願い事を書いた短冊を飾るようになりましたよね。

七夕の飾りにはそれぞれに意味があります。

吹き流し:織姫のように機織が上手になりますように。
千羽鶴:家族が長生きするように。
短冊:願い事が叶うように。また昔の言い伝えから字が上手になりますように。

という意味があります。他にも様々ありますが、今回は主だった物だけ紹介しました。

ところで、なぜ七夕飾りを笹に飾るのか分かりますか?
笹は邪気を払う役目があると考えられています。田んぼなどで稲の成長を邪魔する虫たちを払うのに用いたことから七夕飾りを飾っているという説もあります。

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七夕飾りの片付けはいつするの?


風習としては、七夕飾りは7月6日の夕方に飾り、7月7日の夜に片付けると言われています。

したがって7月7日の夜に片付けるのがベストです!

七夕の夜にお星さまに飾りを見ていただいた後、日が変わらない夜中のうちに片付けます。

片付けを無視したらどうなる?

7日中に七夕飾りを片付けないと、せっかくの願い事が成就しないと言われています。

ちなみに片付けした七夕飾りは8日の朝に送ります。
地域によっては1カ月後の8月6日~8日といった流れになるところもあるようですので、皆さんの地域がいつになるかはご確認下さい。

七夕飾りの処分は?


参考までに、片付けた七夕飾りはどう処分するかも紹介しておきます。

昔は七夕の笹や飾りを海や川に流す「七夕送り」や「七夕流し」という風習がありました。
川の果てには天の川に続く空への道があるという考えや海に流すと神様が持ち去ってくれるという考え、言い伝えがあったと言われています。

さすがに今ではこのような考えはあったとしても、実際に行うことは環境を悪くするので難しいです。

ではどう処分するのでしょうか?
いくつか方法はあるようですが、多いのは燃えるゴミとして処分する方法です。

子供が聞くと夢を台無しにしてしまうようなやり方ですが、現実としては燃えるゴミとして処分することが多いようです。

ゴミとして処分する際は、願いが焼いた煙となって天の川へ届くよう願いを込めて処分してはいかがでしょうか。

次に多いのは神社などで処分してもらう方法です。
いや処分といっても捨てることではなく、何かの行事の時に一緒に焼いてもらうのです。

こういった所で処分してもらう際は、場所によって違うと思いますが、それなりに処分費がかかるかもしれません。
でも焼いて処分することで、焼いた後の煙が天へ昇っていき、願いを天まで届けてくれそうな気がします。

短冊に関しては願いを込めたものですから、写真に残す、アルバムなどに挟んで記念に残すなどの方法もあります。
白い紙に包んで捨てる、もしくは燃やすことも良いようですよ。
白い紙には浄化作用があり、願い事を成就させる力があるようなので、そういった方法で処分するのも一つの手ですね。

まとめ


昔からの風習で七夕飾りは7日中に片付けることが重要です。

決して日を越さない!日を越して片付けると願い事が成就しないことを肝に銘じておきましょう。

1年に1度織姫様と彦星様がお会いになられる日。
それは私たちの願い事が叶う日です。昔からの習わしをしっかり守って希望を天に送りましょう。

皆さまの願いが叶いますように…。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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