BPSDが出現する原因は3つ

BPSDが出現する原因は3つ

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

シャキ!

今日は、BPSDの出現原因についてお話ししようと思います。


※認知症ケア指導管理士のテキストを参照にしています。

BPSDが出現する原因


BPSDが出現する原因は、3つあります。

①物的・人的環境によるもの
②介護者との関係性によるもの
③認知高齢者の状態変化

物的・人的環境

見知らぬ環境に不安と戸惑いが大きくなり、どうしてよいか分からないと「SOS」を発信している状態。
介護者が本人の気持ちを理解せず、本人が望まない対応をした場合、暴言や興奮状態が見られる。
これは介護者へ「No」を伝える手段

介護者との関係性によるもの

介護者の心理状態が本人の心理に影響を与える。
介護者が負担感・不安感などを持ちながら本人に対応していくと、認知症であったとしても感情は残存しているため、不快な気持ちからストレスとなりBPSDを誘発する。

介護者自身が自らを知り、コントロールすることが大切。
自分のコミュニケーションスタイルを把握し、相手へどのような影響を与えているかに気付くことが必要。
介護者のストレスを軽減するような、介護者の心のケアが求められる。

※認知症の方との良好な関係を築くには、介護者自身が3つの態勢を整えること↓

認知高齢者の状態変化

適切な環境と適切なケアによって認知症が改善したように見えることがあるが、これは中核症状である認知機能の低下が改善したわけではなく、BPSDが出現していないこと。

BPSDを客観的に捉え、訴えに対しきちんと向き合い、時間をかけて対応することが大切。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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