介護業界に多い燃え尽き症候群と共依存、うつへの対応は?

介護業界に多い燃え尽き症候群と共依存、うつへの対応は?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です。

今、認知症ケア指導管理士のテキストを読みなおしています。一度読んだだけでは完全に吸収できないので、なるべく再読するようにしています!

ハヤシ

今日は医療従事者のメンタルケアについて話したいと思います。

ここでは、特にバーンアウトかも?と思った方いましたら、ぜひお読みください。

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バーンアウトについて


バーンアウト症候群とは、長期間にわたる対人援助の過程で、心的エネルギーが過度に要求されるにも拘らず、それ相応の満足度や成功体験は得難い。
そのストレスから生じる過度の心身の疲労と感情の枯渇状態を言う。

バーンアウトという言葉は、アメリカでの麻薬常習者が陥る無感動や無気力状態を指す俗語。

バーンアウトへの具体的な対応は?

では、バーンアウトに陥った時の対応はあるのでしょうか?

まず十分な休息を取らせる!

公式テキストにはそう記載したありました。どうやらまず休息を取ることが基本中の基本のようです。

分かるんだけど、介護業界はなにせ人手不足により思うように休みが取れないことが問題ですよね…。

共依存について

共依存とは、自分と特定の相手がお互いにその関係性に過剰に依存すること、その人間関係に囚われている状態を指す。
例)ドメスティック・バイオレンス、支配的な親と愛情を受けたい子供の関係など。

医療福祉業界の場合、「この人は私が介護してあげなければならない!」と思う医療従事者と、「この人がいなければ生きていけない」と感じる利用者の関係が「共依存」。

共依存は自分でできることを取り上げ、自立できる部分の自立を阻害してしまう場合があります。これは介護スタッフと利用者との間で生じる「共依存の関係」に陥っているかもしれません。

「専門職としての立場」にあることと、対象者との適度な「距離感」をもつことが大切ではないでしょうか?

共依存への具体的な対応は?

第三者が従事者に対する認知修正によって改善させる!
例)担当から外す、他の職員に頼る、距離を置くなど。

うつ病について

うつ病は脳内の神経伝達物質・セロトニンが欠乏して起こるメンタル疾患。長期間ストレスにさらされ、心身の疲労が蓄積すると、セロトニンが欠乏し、睡眠障害や食欲不振、憂鬱な気分が続くといった症状を呈する。

うつ病への具体的な対応は?

休養が関心。早い段階に精神科や心療内科を受診する。

人のケアをすることと同じように、自分のケアをしていくことが大切です!
心身ともに疲れきった従事者に、誰だってケアしてもらいたくないでしょう。事故が起きたら大変ですし、それに介護現場での事故に対する訴訟が増加傾向にあるようですし…。

すこぶる健康な従事者を見ると、ホンマに守ってくれそうで安心できますよね!

医療従事者としての健康管理を怠らずに続けていこうと思います。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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