健康イス体操を行う時のポイント
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
せっかく介護予防運動指導員の資格を持っているので、ちょい復習していこうかと…。
管理人が勤務している老人ボームでは、介護予防運動指導員が行うイス体操を見学・お手伝いしたことがありますが、大変参考になりました。
介護予防運動指導員のための「健康イス体操」という講習会に参加した時の資料が出てきましたので、改めて復習しました。
ここでは、健康イス体操を行う時のポイントについてお伝えします。
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健康イス体操のポイント
導入目的
自立歩行が困難な方、膝や腰に不安がある方でも無理なく楽しく運動できるプログラム。
運動継続のきっかけ作りとして導入し、機能改善やQOLの向上を図る。
※私のコメント→OT視点で言うならば、ICFでいう「活動」と「参加」に着目したアプローチ導入を意識したほうが良さそうですね。
対象者
・一般高齢者
・特定高齢者
・要支援1,2
・要介護者
環境設定
道具の選択:背もたれのあるイスを使用。折りたたみイスはNG!
アームサポートはできれば無いほうが望ましい。動きに制限があるため。
配置)
・イスの配置は”コ”の字型、円形。インストラクターが正面に見えるように配置。
・イスの間隔は肘を伸ばせるくらいに配置。
・場所が狭い場合、イスを前後にずらす。
身辺の整理)
杖、歩行器、私物等は運動の妨げにならないような位置へ移動する。
音楽の使用)
指導前の雰囲気作りとしてBGMを活用。
コミュニケーション
指導前には一人ひとりと対話し、参加者のコンディションチェックをする。
毎回自分の名前を伝え、参加者の名前も覚える。
イントラクションテクニック
・大きな声
・イメージしやすい言葉の選択
※専門用語やカタカナ文字はNG!
・オーバーアクション
・アイコンタクト
・賞賛とフォロー
インストラクターとしてのマナー
・インストラクターらしい服装・シューズ・身だしなみを心掛ける。
※クロックスやサンダルはNG!
・インストラクターらしいさわやかな化粧を心掛ける。
・指導時以外はユニフォームを着用しない。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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