2日目 介護予防運動指導員の養成講座

2日目 介護予防運動指導員の養成講座

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

前回では、1日目介護予防運動指導員の養成講座についてお伝えしました。

ちなみに管理人が受講したのは、セントラルスポーツさんです。
※介護予防運動指導員の講座を受けるなら、どこがオススメ?↓


資料を取り寄せて比較検討した結果、セントラルスポーツさんが一番受講料が安かったので、オススメです。
しかも介護予防運動指導員として活躍したいのであれば、セントラルスポーツさんから仕事を紹介してくれますよ。

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ここでは、2日目の介護予防運動指導員の養成講座についてお伝えします。

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2日目介護予防運動指導員の養成講座

2日目の講座ですが、実技がメインでした。

1日ずっと実技ですので、動きやすい恰好と運動靴が必須です。
各種トレーニングマシンを使用しての実技ですから、実際に運動することになります。
受講者がトレーナー役を、もう一人の受講者が対象者役を演じ、レクチャーするわけです。

幸い、そういう指導方法を現場でもよく説明したので緊張することなくレクチャーできました。

実技を通して感じたポイント

CGTは筋力増強トレーニングと筋コンディショニングを明示的に分ける必要があります。

つまり…、

筋力増強高負荷・低反復
筋コンディショニング低負荷・高反復

まず筋肉のコンディションを整えるには、高負荷ではなく低負荷の高反復によるトレーニングが必要となる。

負荷は1回最大挙上筋力を基準におおまかに3つに分けられる。

低負荷:1回最大挙上筋力の30%未満
中負荷:1回最大挙上筋力の30%以上60%未満
高負荷:1回最大挙上筋力の60%以上

1回最大挙上筋力=1RM、これは1回しか挙げられない筋力。

・負荷の強度100%→最大反復回数1回
・   ”  90%→    ”  2,3回
・   ”  80%→    ”  7,8回
・   ”  70%→    ”  10,11回
・   ”  60%→    ”  15,16回
・   ”  50%→    ”  20,30回
・   ”  40%→    ”  40,50回

例えば、負荷量が50kgで辛うじて10回挙げられた!とします。
上表を確認してみると、最大筋力(1RM)の70%ということになります。

で、それを算出すると、

50kg÷0.8=62.5kg

この算出した62.5kgを負荷量にして、頑張って10回反復すれば筋力増強となるわけですね。

ちなみに前職場(老健)では、BorgScaleを用いて負荷量の設定を行なっていました。

やはり基本は1RMによる間接的な測定方法を用い、上述した相対表によって目安となる負荷量や回数を設定したほうが、より効率的な筋トレができるのではないかと実感しましたね。

1RMという概念はリハビリ業界において、あまり馴染まないと思うけど、高齢者筋力トレーニング理論においては非常に重要な要素が含まれているのかなと思いました。

※CGTについては↓

今日はここまでにしますが、次回も3日目介護予防運動指導員の養成講座を紹介したいと思います。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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