ほくろがある方が美人?ほくろの由来は?語源は?

ほくろがある方が美人?ほくろの由来は?語源は?

突然ですが、ほくろの漢字を書けますか?
試しにスマホやパソコンで「ほくろ」と打って漢字に変換してみると、「黒子」という二文字の漢字が出てくるはずです。

ある利用者が「若い頃、わざと顔にほくろを書いて、結構モテたのよ!」と自慢話を聞かされたことがあります。なぜ、ほくろがあったほうが魅力的な人になれるのか?それに、ほくろの由来や語源は何なのか?気になる人がいると思うので調べてみました。

シャキ!

ここでは、ほくろの由来や語源についてお伝えします。

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ほくろの漢字は黒子!


ほくろの漢字は黒子だけど、黒子(くろこ)とは意味が違うのでご注意ください。

黒子:舞台上での黒子の衣装を身にまとい、さらに黒ずきんを頭からかぶって顔を隠します。役割は他の演者の介添(小道具の交換や衣装の早替りの補助など)や舞台装置を操作する、芝居をスムーズに進めていくための重要な人物です。

黒子は芝居の登場人物とはみなされないけど、舞台上にいたとしても観客やスタッフからみれば暗黙の了解として劇中では存在しないものとして扱われる存在となっています。必要以上に目立たないように動きをする黒子ですが、演者の魅力をいっそう引き出せる重要な役割を担っているんですね。

そんな黒子の役割はほくろと似通っているような気がします。

ほくろは顔のどこかについていれば目立つかもしれませんが、よく見ると自分の気付きにくい所にもついているところがあるかと思います。一つでも見つけたら幸運だと思ってください!その小さな黒子(くろこ)が自分のために何かしら働きかけてくれるかもしませんから。

例えばですが、耳たぶにほくろがついていたら、それはアクセサリーの一種でイメージが変わるかもしれません。

ほくろの由来は?語源は?

ほくろの語源ですが、昔はほくろをははくそ(母糞)と呼ばれていたようです。ちょっとネームが下品な感じがしますが、これは母胎内でついた母親の糞という意味です。

そして鎌倉時代の初期に入ると、「ははくろ(母黒)」という語が生じ、ハワクロ→ハウクロ→ホウクロという音韻を変化を経て、ようやく室町時代の末期に「ほくろ」という言葉にたどり着き、現在に至っています。

ちなみに西洋では、ほくろのことをグレン・ド・ボーテと呼ばれ、美の豆粒という意味になります。

「ははくそ」と「美の豆粒」のこの表現の違いは歴然としていますよね?後者の方が断然美しいというイメージが湧くと思います。今は「ほくろ」という表現で浸透していますが、できることなら聞いてもうっとりするような名称、例えば黒い宝石やキャビアとか、付けて欲しかったかな笑

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付けぼくろが魅力を引き出す?


顔にほくろがついている芸能人がいますが、あるのとないのとイメージがだいぶ違うと思います。それは黒子(くろこ)がその人の魅力を引き出すように働きかけているかもしれません。唇や目の下にあるほくろに代表されるように、女性ならではの色っぽさや女らしさの象徴を表しているように思います。

ハリウッドの女優マリリン・モンローさんの左頬にあるほくろは、自身の魅力をより一層引き出しておりチャームポイントになっています。仮にそれがなかったら、彼女に何の魅力も感じなかったかもしれません。それだけ顔のほくろの有無によって印象が大きく変わることは確かなのです。ちなみにモンローさんのほくろは定かではないのですが、付けぼくろだったとか!

ほくろは18世紀のフランスの宮廷では人の外見を印象付ける手段として関心を集めていたそうです。当時の貴族社会では、特に見た目の美しさが重要視されていました。映画で有名な「マリー・アントワネット」に出ているような、宮廷の貴婦人たちは目が眩しくなるほど身なりを完璧にし、純白の肌となるため化粧も完璧に整えてます。

せっかく真っ白にした肌の上に、わざと付けぼくろをつけたらしいですよ。これは一層魅力的に輝かせるために、この黒いモノがアクセントとして使われていたのです。流行のピークを迎えた時では、付けぼくろの周りに細かいダイヤを散らしたり星型や三日月形、花形など、バリエーションを増やしていったようです。男性陣も付けぼくろを愛用したと言われています。

一層魅力的になるような位置に付けぼくろがあると、非常に印象が変わります。不思議なことに、付けぼくろへと視線が向くのです!

なぜマリリン・モンローは左頬に付けぼくろを?

ところで、なぜモンローさんは左頬の位置に絞って付けたのでしょうか?左頬に付けることは女性らしさの象徴となるから?それとも自分を覚えてもらうため?

付けぼくろを付ける前は売れない女優さんでした。彼女は何を一大決心をしたのか、顔の整形手術を受けました。そして、仕事運を上げるために例の付けぼくろをつけたと言われています。その後、どうなったのかは言うまでもありません。人相学的に人生が180度変わり、ハリウッドスターとして大衆に認識されるようになりました。

しかし!運はそう長く続かず、健康運を完全に失い、ほぼ毎年のように入退院を繰り返すという生活に強いられるようなってしまいました。

原因は、顔の整形?付けぼくろ?
ほくろ占いによれば、左頬にある場合は口は災いの元とされています。ちなみに男性だと善人、良い運勢となります。

もし左頬ではなく、どこか違う位置にしたら、きっと彼女の人生は変わっていたのかもしれませんね。

さいごに

ほくろの漢字を書くと「黒子」ですが、マリリンモンローさんのように、顔に黒子があるだけでも女性らしさの象徴になっています。だから、その人の素晴らしさや魅力を引き出してくれるのは黒子(くろこ)の特異な存在感があるからなんですね。

少しでも印象を良くしたのであれば、付けぼくろをされてみては?

最後までお読み下さりありがとうございました。
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