赤ちゃんでも乳児脂漏性湿疹?原因は?予防は?

赤ちゃんでも乳児脂漏性湿疹?原因は?予防は?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

新生児は初めて体感することに敏感に反応します。一番分かりやすいのは、風邪にかかりやすいことだと思います。新生児であれば必ず起こすような症状もあり、ある意味当たり前のこともあるので自然と治る場合が多いです。
体が成長する過程で、多くの経験をしていくような感じですね。

その一つに乳児脂漏性湿疹があります。脂漏性湿疹は大人の場合であれば鼻の近辺の汗のかきやすい場所に見られる場合が多いのですが、乳児脂漏性湿疹は生後2、3ケ月~1歳頃までに見られる湿疹のようです。

シャキ!

ここでは、乳児に見られる脂漏性湿疹について調べてみました。

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乳児脂漏性湿疹の原因は?


乳児脂漏性湿疹は新生児に見られる症状の一つで、首から上の顔や頭皮に湿疹の症状が出ることが多いです。特徴はフケのような湿疹が出ること。
赤ちゃんが胎内にいる間はママのホルモンの影響を受けるのですが、どうやら出産後もその影響が残るようです。

乳児脂漏性湿疹の原因ですが、乳児は皮脂腺という分泌腺が盛んであると考えられています。よく赤ちゃんは大人よりも体温が高いとか、よく汗をかくと言われますよね。これらは分泌が盛んに行われているから。赤ちゃんの皮膚はとてもデリケートなので、とにかく肌を清潔にすることが重要です。

乳児脂漏性湿疹の症状が出やすいのは生後2週間から1歳頃までと言われていますが、この間は皮脂腺の分泌が一番盛んなのです!したがって1歳を過ぎると湿疹の症状が治まる場合が多いです。

最近のアレルギー小児・皮膚の学会において、赤ちゃんの時期に皮膚の清潔保持に努めると、成人になった時の気管支喘息やアトピー性皮膚炎の発症リスクの低減につながると報告が出ています!少しでもアレルギーの発症率を抑えるのに、赤ちゃんの時からキレイな肌の状態に保つことが大切なんですね!

母乳が原因?


なかには
母乳が影響していることも原因の一つとされています!新生児の場合、食事は粉ミルクか母乳になりますが、粉ミルクはきちんとした手順で衛生管理さえすれば赤ちゃんには何も影響ありません。でも、母乳は母親が直接食事を与えるようになるので母親の体調が影響したりします。

母乳を与えている間は、タバコやアルコール、コーヒーなど嗜好品はダメだとよく耳にしますよね?これは母乳が赤ちゃんへ悪い影響が出ないようにするためです。乳児脂漏性湿疹は油分が良くないことは分かります。
夏になると大人でも鼻の近辺はたくさんの汗をかいてニキビなどが発生しやすくなりますよね?これに関連して母親の食生活が脂物中心だったり強い刺激物をたくさん摂取すると母乳に影響が出るのです。

したがって、よく言う和食中心のバランスのとれた食生活を心掛けることが大切なのです。
大人の場合は、皮膚科へ行ったりすることが必要ですが、新生児の場合は清潔にしておけば自然治癒可能です。というのはホルモンバランスがきちんと整えば分泌が関係していますから、自然と治るというわけです。

もし不安なら小児科を受診してケアの方法などを聞くと良いでしょう。なお小児科や皮膚科を受診するとステロイド剤を含んだ薬を出されるかもしれませんが、あまり使用しすぎると皮膚を傷つけるため、できるだけ控えた方が良いです。乳児脂漏性湿疹はケースによってはアトピー性皮膚炎の場合もあるため、まず湿疹が見られたら小児科の受診しましょう。

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乳児脂漏性湿疹の予防対策


新生児は汗をかいて放っておくと、湿疹の症状が出やすいとされています。予防はとにかく清潔を心がけることですね。

赤ちゃんは大人よりも体温が高めですから、夏季では特に多量の汗をかきます。その他、ミルクが付着するなどの衛生面などの影響も簡単に受けてしまうことも考えられます。汗をかいたりミルクや排泄なので汚れた衣類をこまめに着替えさせることがポイント!

もう一つ、食べ物の影響で乳児脂漏性湿疹が出るケースもあり、なかには食物アレルギーを持った赤ちゃんもいます。食べ物の関係というと母親から母乳をもらいますが、ママが脂分の多い食物が多いと母乳に影響している場合があります。母乳をあげている間は和食を中心とした食生活を送ることがポイント!

保湿もこまめに!

新生児の場合は簡単に肌がカサカサしやすく、例えば日光に当たりすぎた場合、皮膚がカサカサして大人でいう乾燥肌になってしまうケースがあるようです。新生児は皮脂腺の分泌が盛んなため、汗をかきやすいですし湿疹の症状が出やすいのです!だから、お風呂は逆効果なんですね。

大人でいう肌の保湿ですが、ここで勘違いしてはいけないのが水分を与えたら良いという考え方です。汗をかいたら風呂で洗い流したらそれだけで良いというのでは足りません。そこで大人と同様、新生児にもベビーオイルやワセリン、保湿クリームなどで肌のケアをしてあげることがポイント!

赤ちゃんの体に湿疹などの症状が見られたら沐浴の回数を減らします。簡単に水分を与えるだけでOK。カサカサした所に沐浴を行うと肌を傷つけてしまいます。かさぶたなどがある場合は、特にオススメできません。

馬油は保湿ケアに良い?

ネットで調べていくと、乳児湿疹に馬油が良い!とチラホラ見かけます。
馬油の一番良い点は口に入れても大丈夫なぐらい安全だと言うことです!(←ホンマかいな?)大人であれば口に入れてはいけない物の区別はつきますが、赤ちゃんの場合はそうはいきませんよね?そんな時にステロイド剤を含んだものを口に入れては困りますよね。赤ちゃんの肌はとてもデリケートですからステロイドを含んだ薬を使用してしまうと反対に悪化する場合があります。

動物の油が素になっているため、人間が使用しても安全性が高いのです。よく自然のエキスは、人間にとって副作用が少ないと言いますよね。まさに馬油は自然の中からできた保湿油なのです。

皮膚科などへ行くとステロイド剤の使用を勧められるため、もしも嫌な場合は、最初の間、馬油を使用してみるのも良いかも?ただ赤ちゃんの肌質によって合わないこともあるようです!保湿を与えるつもりで塗ったら細かなブツブツが発生したような内容がありました。馬油は保湿に良いからと信じるのは早計ですね…。

※保湿剤の塗り方は次の動画をご覧くださいね↓

さいごに


乳児湿疹は生後2、3ケ月~1歳頃までに見られる湿疹のことですが、赤ちゃんの時期に肌をキレイにしておかないと、大人になると気管支喘息やアトピー性皮膚炎の発症率が高まることがあるようです。したがって、赤ちゃんの時期からマメに肌を清潔にし、念入りに保湿を与えることが大切です。

ただ間違った肌のケアを行うと湿疹はどんどん悪化することもあります。馬油のように肌に合わないこともありますからね。湿疹が見られたら小児科や皮膚科へ行ってアドバイスなどをもらうと良いです。一番良くないのは自己判断で行うこと。新米ママの場合、分からないことがあっても当たり前なので、不安な時はすぐに医師に相談しましょう!

最後までお読み下さりありがとうございました。
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