みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

リハ学生時代に教わったフロレンス・ナイチンゲールとリディア E・ホールの言葉が今でも記憶に残っています。

その影響のためか、実際の現場でも少なからず活かしています。

ハヤシ喜ぶ

ここでは、両氏から学んだ言葉をご紹介します。

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ナイチンゲールの言葉から学ぶ


疾病は治癒過程であり、看護師はその過程を促進するために環境を操作しなければならない。」と考え、換気、暖かさ、陽光、食事、清潔さ、および物音に関する彼女の指示は看護覚え書に記録されています。

人間・看護・社会(環境)・健康の4つのキーワードを以下の分けます。

・人間→人間には修復過程のために生命力が備わっている。

・看護→自然治癒力が働くために、特に修復過程を導く環境を提供することにより個人に最適な条件を整える、治癒とは異なるもの。

・社会→理論の中心概念は環境。あらゆる外的な条件であり、有機体の生命、発達に影響をおよぼす。換気、暖かさ、臭気、騒音、光に集中。

・健康→疾患は修復過程であり、疾患に伴って生じる苦痛の原因は必ずしも疾患それ自体ではなく、しばしば劣悪な環境、食事、貧しい食事、精神力の欠如が原因のことがある。

要するに、これ以上、体力や気力を消耗させないような環境設定が重要視されています。

それが自然治癒力を早めるキッカケとなるわけですな。

いかに早く苦痛や異物などマイナスなファクターを払拭し、自然治癒力が発揮されるようにすることが大切。

現状をよく観察し、必要に応じて「話し相手になる」、「そばにいる」、これだけでも一つの自然治癒力となるということです。

人間と環境との関係がキーポイントですな!
作業療法士なら、人との環境の調整も役割の一つですからね。

リディア E・ホールの言葉から学ぶ


看護は患者の諸側面を構成する3つの連結した円のなかでそれぞれ異なる機能を果たすと考え、それらの円を身体(ケア)、病気(キュア)、人格(コア)と名付けました。

看護はこれらの3つの円の全てで機能するが、その機能を程度こそ違え他の保健医療専門家と分担します。

ホールは医学ケアのニードが少なくなるに従って、専門的看護ケアと教育の必要性が増大すると考え、また専門的看護ケアは患者の回復を早めると考えたとされています。

ホールによる看護の3局面

・人→自己を治療的に用いること。「核心」core

・身体→親密な身体的ケア。「ケア」care

・疾患→治療を通して患者と家族を対象とする。「治療」cure

キーポイントは3つの「C」!

core
care
cure

老健は病状が安定している、入院治療の必要がない方が入所するので、医療ケアに対するニードはそれほど強くはないだろうと思います。

3つのCの円が連結し機能していくようなサービスを提供することが大切なんですね。

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最後までお読み下さりありがとうございました。
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