割り箸モザイクって?どんな割り箸と枠を使うの?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
割り箸モザイクに取り組むモザイラーたち。
一度完成しても、利用者が「また作りたい!」と仰って下さいます。
管理人は2作品目の作製にも取り掛かったら、勝手に割り箸モザイラーと呼ぶことにしています。
さて、話変わって、ある訪問者から、
「割り箸モザイクをやるのに、どんな割り箸がいいのですか?」
「枠って、どこで買うんですか?」
と問い合わせがありました。
ここでは、割り箸モザイクに使う割り箸と枠についてお伝えします。割り箸モザイク導入を検討したい方はご参考に!
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割り箸モザイクって?
短く切った割り箸を下絵に貼り付けるだけ、というシンプルな作業です。
シンプルなんだけど、完成度の高い作品です。
※右片麻痺のデイ利用者が制作した割り箸モザイク↓
片手、しかも非利き手で丁寧に貼り付けました。片手でも作業できる内容となっています。
※左片麻痺のデイ利用者が制作した割り箸モザイク↓
※認知症の症状と闘う90代のデイ利用者が制作した割り箸モザイク↓
この90代の利用者は割り箸モザイクを取り組んでから、HDS-Rの結果がなんと8ポイント上昇したのです!
一度ハマれば、脳の活性化にいいので、これからもハマりにはまって割り箸モザイクに取り組んでもらいたいモノです。
みなさん、こんばんは。 崖っぷちの難聴OTの林です。 最近、割り箸モザイクの他にタイルモザイク、籐細工に取り組む利用者が増えてきました。 なかでも割り箸モザイクは当施設に転職してから、ずっと割り箸モザイク活動を提供してい …
※割り箸モザイク作業風景↓
※これが割り箸モザイクだ!↓
動画に出てくる作品を制作したのは、右片麻痺の人です。
非利き手で、細かなところまで気を抜けずに丁寧に貼り付けているのが分かると思います。
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割り箸モザイクに使う割り箸とはどんな?
割り箸の種類はいろいろありますが、選ぶのは簡単です。
オススメの材質は白樺で、種類は元禄箸。
小判箸ではなく、元禄箸ですよ~。
※割り箸の種類については→こちら
元禄箸というのは、小判型の割り箸に溝をつけて割りやすくしたものです。
立ち喰いうどん屋などで見かける小判箸もあるのですが、これは角割り箸に面取りを施して断面が小判型に見えるものです。
元禄箸は頭のてっぺんまでしっかりと割目と溝があり割りやすくなっているけど、小判箸はありません。
アスペンという材質を使った箸もあるのですが、個人的にはあまりオススメしません。
※アスペンの元禄箸↓
なぜアスペンの割り箸をオススメしないのか?
次の写真をご覧になると分かるかと思います。
↑違い、分かりますか?
左側の割り箸はアスペン材で、右側の割り箸は白樺です。
卓上バンドソーで切断するのですが、アスペン材ですと部分的に毛羽立った状態、つまり「ささくれ」みたいな物が出てきてしまいます。
白樺の場合は、それほど多くはありません。
割り箸モザイクに使う枠とはどんな?
訪問者の方から「割り箸モザイクで使う”枠”は、どこで買えるのですか?」というご質問を頂きました。
枠を使用しているのは、アークエースさんの面木・目地棒です。
アークエースさんは土木建築資材メーカーで、業界では初めての発泡プラスチック面木・目地棒を開発したそうです。
※詳しくは→こちら。
割り箸モザイクの枠として使うのは、品番KG-2です。
形状は縦15mm×30mm。
材質がポリスチレンで、とても軽量化となっています。
ちなみにお値段ですが、50本入りで定尺2mだと、計22,000円。結構高価ですけどね。※1本単価が440円。
枠をお探しの方は、ぜひどうぞ!
最後までお読み下さりありがとうございました。
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