
楽しみがないと、人生がつまらない。
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
今、何かにハマっていますか?
管理人が今ハマッているのは、以前から続いているジョギングとウォーキングです。
中途半端なことが嫌いな私ですので、ヤルと決めたら最後までやるように心がけています。
アクティビティにも同じことが言えると思います。

ここでは、アクティビティに取り組むAさんから気付いたことについてお伝えします。
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アクティビティは横とのつながりを保つ!
過去に右片麻痺の方が「馬」の割り箸モザイクを完成させました↓
こちらを制作した利用者Aさんは、割り箸モザイク歴がなんと10年近くでベテランの方です。

よく飽きないですね~!

割り箸モザイクを始めたおかげで、楽しむものが見つけて嬉しいから
Aさんは完成した作品を他のデイ利用者たちに見せるだけでなく、ご家族様にも見せることが楽しみにしているようです。
管理人がアクティビティを導入する時に意識しているのが、次の言葉です。
自分の作品を媒体にして、人(家族など)とのつながりを保つ
一つの作品を媒体にして、他の利用者たちやご家族、親戚など横とのつながりを保つことができると思います。
自分の制作した作品を通して、家族や周囲の人に見せ、人との触れ合いを楽しむ、交流を深める、といった人とのつながりをずっと保つようにと、アクティビティを導入する目的の一つでもあります!
当人いわく、片麻痺という障害を持っても、上手に作れること、何かの目標を持って取り組んでいることをご家族様に知らせて安心させたい、とのこと。
作品を媒体にして、ご家族様にメッセージを伝えるのも作業療法士の役目の一つですから。
アクティビティは自尊心を高める!
他に作品を通して、自分への自尊心を高めるキッカケになると思います。
利用者が制作した作品を他人に見せることで、マズロー欲求階層説の言う自尊欲求を満たされたいはずです。
自尊欲求を満たされたら、次は最高次である自己実現欲求を満たそうと、次作品にも取り組みたいと前向きになると思います。
アクティビティという作業のプロセスを経て、自分への自尊心を高める。それが治療的手段としてアクティビティを用います。

楽しみがなきゃ人生つまらないんだもの。何か一つ立派な作品を遺したいよね。
と懸命に割り箸モザイク活動に取り組むAさんが話してくださいました。
テレビを見て楽しむのもいいけど、脳の前頭葉に働きかける作業活動を継続的に行ったほうが、脳が活性化され認知症の予防につながると思います。
そのことを私は必ず利用者に作業活動のメリットを説明しています。
『ボケ防止になりますよ』と言うと、デイ利用者は自発的に取り組んでくださいます。
是非ともアクティビティを導入する際には、なぜアクティビティを取り入れるのか?を利用者にしっかり説明するべきだと思います。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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