認知症とアクティビティ

認知症とアクティビティ

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

OTといえば、アクティビティ。
アクティビティといえば、OT。

シャキ!

さて、今日は認知症とアクティビティについての話です。ここでは、重要なポイントだなと思える箇所をチョイスしてみました。認知症へのアプローチとして、アクティビティ導入の際に、ご参考になれば幸いです。

※認知症ライフパートナーの文献を参考。

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認知症とアクティビティ

・認知症ケアにおけるアクティビティでは、作業療法から分類すると、「仕事・役割に関連する活動」「遊び・余暇に関連する活動」を指して用いられる。
 
・「activity」は原義では活動、活発な活動、活性など変化のある活発なさまを表し、遊びや仕事、作業、事情などに対しても用いられる。
 
・リハビリとして、心身の基本的機能や応用的機能、社会的適応機能など人が生活するために必要な機能の訓練手段として、アクティビティが用いられる。
 
・脳を活性化させるには、難しいことに取り組む必要はなく、ものごとに関心をもつことが有効である。
※イヤイヤでやっている、仕方がなくやっている方だと、脳の活性化につながりにくいと思います。
 
・身体にゆとりのあるうちから、ボランティア活動やクラブ活動、ハイキング、また個人的な趣味活動などを通して人と付き合い、会話を交わす機会をもつとよい。
アクティビティプログラムの立案手順において、対象把握の段階では、利用者個々の状態を知るのと施設の機能に関する調査を行う。
 
・アクティビティケアは、プログラムとして行うセッションだけがアクティビティケアの場ではない。認知症の人の1日中の行動すべてをアクティビティととらえて、そのかかわりを生かすこと。
 
・認知症の人にとっては、施設などの療養の場もコミュニティといえる。
 
・「自分の人生を振り返るプログラム」では、回想することで人生の再統合による自己の再評価がなされ、喪失体験のなかにある不安が和らぎ、自尊心を取り戻す効用がある。
悔やまれることを十分悔やみながら語り、悲しいことも含めてしっかりと語ることも必要で、それがカタルシスとなり、喜怒哀楽の感情を乗り越えて、今の自分を認めることができる。
※カタルシス:喜怒哀楽、自分の心のうちに秘めた思いを何らかの形で表出、表現することで生まれる開放感。←カタルシス、今の人生をおもいっきりエンジョイしたほうがよさそうですね^^
 
オープンプログラム:音楽・映画鑑賞、季節行事のように1回ごとに完結するプログラム。参加は誰でも自由。←夏祭りとか吹奏楽部による演奏会がいい例ですね。
 
クローズドプログラム:クラブ活動のように参加者を固定する。交流を深め、共通の目的に向けて内容を高めていくプログラム。←現在、行っている割り箸モザイク活動がいい例ですね!
 
セミクローズド:完全に固定せず、参加の適否を判定しながら、途中で多少の参加者の変動を可能にする。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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