Occupational(作業療法)は我を忘れてしまうような心の状態に導く療法
みなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴OTの林です。

デイ利用者Cさんは割り箸モザイクのベテランで、すでに10作品以上も作成しています。さすがに作業速度が格段に上がってきました。
で、ある時、さりげなく作業の様子を観察したら、何やら輪ゴムで割り箸を囲んでいたのです。

↑割り箸を輪ゴムで囲む。

 
話を聞くと、Cさん「前の時(1作品目)は、穴だらけ(←要するに割り箸間に出来てしまった隙間のこと)だったので、穴ができないように輪ゴムで囲んでいるの。」とのこと!
これは私でも思いつきませんでした。

Cさんは自分なりに工夫している様子で楽しまれています。一度作った時に、何らかのコツを掴めるようになってきたのでしょう。慣れてしまえば、自分流の作り方が出来てくると思います。
この自分流の作り方が、割り箸モザイクなどアクティビティの楽しさを倍増するだろうと思っています。

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アクティビティによって麻痺手から補助手に!

そして、モザイラーの一人、右片麻痺のDさんがいます。これまでずっと利き手ではない左手で取り組まれていました。
右手の機能は廃用手に近いレベルなのですが、割り箸モザイクを行っていくうちに、いつしか割り箸の台紙を固定するように右手で押さえるようになったのです!それだけでなく、カットした割り箸をラテラルピンチ(指と指で挟むこと)で挟むなどの動きも見られるようになりました。

↑麻痺手で台紙を押さえています。

 
補助手としての役割を果たしているんですね。私が指導したわけでもなく、Dさんなりの工夫で麻痺手を使っていたのです。

本人に聞いたら、言われるまで気づかなかったんだって!作業に夢中で、いつのまにか麻痺手で台紙を押さえたというのです。
そのことを話したら、本人は大変喜んでいました。

作業をしていくうちに、自然と麻痺手が何かしらの役割を担うようになってくるかもしれません。作業をしている様子をしっかりと観察していくことが大切ですね。小さな変化かもしれないけど、本人からすれば大変驚く変化だったと思います。

このようにCさんやDさんの取り組む姿勢を観察して気付いたことは、自分なりの工夫を加えていく段階で、割り箸モザイクの楽しさを味わうことができるのだと思いました。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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