認知症とアニマルセラピー

認知症とアニマルセラピー

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

みなさんはペットを飼っていますか?
管理人も4歳の愛犬がいます。とってもわがままな子ですが、とっても可愛いです。近くにいるだけでも癒されます~。

シャキ!

さて、今日勉強するテーマは認知症とアニマルセラピーです。


※認知症ライフパートナーのテキストと過去問を参照にしています。

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動物介在療法(AAT)

動物介在療法(AAT)は、目標達成のために特性の基準に適合する動物を介在させて行う療法。

AATの特徴

個々人に対する目標と目的がある。プロセスが評定される。

AATの目標は?

・微細運動技能の改善
・車椅子操作技能の改善
・立位バランスの改善

心理面における目標

・集団構成員間の言語による交互作用の増進
・注意技能の増進
・レジャーやレク技能の開発
・自尊心の増進
・不安の軽減
・孤独感の軽減

教育面における目標

・語彙数の増進
・長期と短期記憶における補助
・大きさや色などのような概念に関する知識の改善

その他

・集団活動に参加する意欲の改善
・他者との交互作用の改善
・スタッフとの交互作用の改善
・運動の増進

動物介在活動(AAA)


動物介在活動(AAA)は、生活の質を高めることを目的。
特定の人を対象にした、医療的な目的をもった治療プログラムではない。多くの人々と共に繰り返されることが可能。

AAAの特徴

活動ごとの特殊な目標は設定されない。実施者は細かな記録を求められない。実施内容と時間はおおまかで適宜決定される。

・アニマルセラピーの多くは獣医師やペットオーナーなどのボラ組織によって行われる。

その他 管理人がタメになったこと

・16.8%の人が犬を、10.2%の人が猫を飼育している。
・30.4%が犬を、18.2%が猫を飼ってみたいと調査あり。
・動物を介在させた関わりの大きな特徴は「自分と同じく生きている存在が媒介になる」。

セラピストや実施者、クライエントには決して支配できない動物自身の意思、感情の動きが存在する。

相互性、応答性が生じる。

クライエントはその反応に自分の心理状況を投影させて意味付け、関わりを持つ。

クライエントは触発され、心理的・身体的な動きが引き出される。

・ナイチンゲールは19世紀、慢性疾患に対する伴侶動物の利点を提唱した最初の一人だった。

・犬を連れた人の話題は、現在・将来についての内容が多い!
犬を連れていない人の話題は過去に関する内容が多い!

・ヒポセラピー→馬を用いてのリハビリ。

・AAT、AAAを行うための資格はない。保険などの公的制度の適用は受けられない!実施上のガイドラインや指導者の養成・研修、この分野に用いる動物の飼育管理法、調教法なども確立されておらず。

・イギリスではペットの犬や猫を連れて入所することを許可している高齢者の入所施設が約20%ある。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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