100均の綿棒を使った綿棒モザイクアート!
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
今回は100均の綿棒を使用した、綿棒モザイクアートをご紹介します。
制作者はデイケアご利用の人(70代)です。片麻痺の人ですから、片手だけで作業されています。
ぜひアクティビティの一つとして取り入れてみてくださいね。
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綿棒モザイクアート(お内裏様)の作り方
★用意するもの
・100均の綿棒×2個(ケース付き)
・爪切り
・木工用ボンド
・発泡スチロール
・和紙
★作り方
①まず下絵を決める。
②発泡スチロール上にマジックペンで下絵を書く。
③綿棒の芯を爪切りで斜めに切る。
※ハサミでも可能ですが、結構大変かも?
④色付けを行う。
⑤ボンドを付けて下絵に沿って挿し込む。
※色付け作業ですが、次の動画をご覧ください。キュイーンと吸い取りますよ。乾燥するまでに時間がエライかかりますわ…。
以下の工程をご覧ください。
100均の綿棒を2個用意して、男雛と女雛を制作↓
発泡スチロールはこのようにケースの中に入れます↓
どんどん綿棒を挿し込みます↓
外から発泡スチロールが丸見えなので、それを隠すために和紙を使用↓
完成したのがこちら↓
綿棒ケースには蓋付きなので、ホコリ防止にもなります↓
さいごに
いかがでしたか?
割り箸モザイクと同様、そんなに難しくありません。片手だけでも作業可能です。多少構成機能を要するけど、簡単なイラストにすれば達成可能と思われます。
綿棒を挿し込む作業はピンチ力や前腕の筋力が要求されます。また細くて小さな綿棒を操作するので微調整な作業を要することから、手指の感覚再教育、物品の操作性や手指巧緻性の向上、目と手の協調性など、主に上肢機能の維持や改善を図ることが可能ですね。
この作品を作業したデイ利用者は自身の作品に対し達成感が得られただけでなく、愛着もふつふつと湧いたようです。失語症のある人だけど、今回のアクティビティを経て自己表出を促すのにいいキッカケになったかなと思います。