さて、今回は訪問リハビリにおいてのバイタルサインの続きを勉強しました。

シャキ!

ここでは、「食欲がなく、頭痛がする!」と訴えていた時のバイタルサインについてお伝えします。

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「食欲がなくて頭痛が!」と訴えていた時のバイタルサイン

今度は、90歳女性のCさんを見てみましょう。
・昨日から食欲がなく、頭痛を訴えている。
バイタルサインの状態↓

項目 今回の訪問時 前回の訪問時
意識 ほぼ清明だが今ひとつ 清明
呼吸 18回/分 18回/分
血圧 90/40㎜Hg 110/58㎜Hg
脈拍 60回/分 65回/分
Spo2 90% 94%
体温 35.1℃ 35.0℃
※ちなみに一般的高齢者のバイタルは下記の通り。
体温:36.0~36.9℃
脈:50~70回/分
呼吸:12~20回/分
血圧:100~139/60~89
Spo2:97~99%

今回のバイタルサインから利用者の状態をどう読み取れますか?

気になるのは、血圧とSpo2ではないでしょうか?

明らかに前回の訪問時よりも数値が低くなっていることが分かります。血圧とSpo2の結果で分かることは、脱水症状の疑いがあるかもしれません。
血圧が下降するのは、血液循環の障害を呈している可能性があります。

Spo2が低下してしまう要因は、酸素不足によるものではなく、水分が不足しているためと考えられます。

脱水症状の話が出てきましたが、「水欠乏症脱水」と「Na欠乏症脱水」があります。
両者の違いがイマイチ分からず、区別付きませんよね^^;

項目 水欠乏症脱水 Na欠乏症脱水
尿量 少量(濃縮尿)  いつもと変わりなし
頭痛 なし あり
口渇 あり なし
眩暈/立ちくらみ 重症までない 高い確率であり
血圧 いつもと変わりなし 低下
痙攣 なし まれにあり
対応 水を主として補給 スポーツドリンクなどを補給

ちなみに水欠乏症脱水は高張性脱水、Na欠乏症脱水は低張性脱水とも言われています。
等張性脱水は水分とNa欠乏がほぼ同じ割合で起こっている混合性脱水があります。
※等張性脱水の症状は、冷や汗、脱力感、脈拍が若干上がる。

高齢者の方は脱水症状を引き起こしやすいのですが、もっと怖いのは、症状がなくても心筋梗塞を起こしてしまうことです。 
Cさんは頭痛の訴えがあり、血圧は低下しています。となると、CさんはNa欠乏症脱水の恐れがあるということになりますね。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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