認知症と運動習慣
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
今日は、認知症予防ケアにおける運動習慣について復習しました。
※認知症ライフパートナーのテキストと過去問を参照にしています。
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認知症予防ケアにおける運動習慣
以下、管理人がぜひとも頭に入れたいポイントをピックアップしてみました。
利用者や入所者へのアドバイスする際には、ぜひご参考になればと思います。
・認知症の原因となる疾患の一つに廃用性症候群があげられる。
→認知症があると、安全への判断力や注意力の低下などで住宅内での転倒の危険性が高くなる!
・高齢者は一日の臥床により筋力が約1.5~3%低下し、3週間の臥床では筋力がおよそ半分に低下。
・在宅高齢者の転倒の頻度は10%弱~20数%、施設入居の場合だと10~40%と在宅高齢者よりも高い!
→転倒の骨折頻度は、在宅高齢者での男性9%、女性12%。高齢者の約1割の人が何らかの骨折に至っている!
・大腿骨頚部骨折は全骨折のなかの10%未満と考えられるため、高齢者の1%が大腿骨頚部骨折を起こしていると推定。
→大腿骨頚部骨折受傷後から歩行不能となり、入院・臥床を余儀なくされ、手術施行しても骨折前の状態に回復しない例が多い!
退院時の歩行可能者の割合60~80%とされている。
ただ認知症もあると、歩行状態が悪くなる!大腿骨頚部骨折の生命予後は受傷1年後の死亡率は10~30%!
・運動療法①→手近な運動はウォーキング!
→1日に7000~8000歩、30分間を「ややきつい」と感じられる程度の速さで、歩幅を通常の1.2倍くらいにして歩こう!
3km以上歩いたほうがベスト!0.4kmしか歩かない場合、認知症になる危険率が1.9倍高くなると言われている。
・運動療法②→筋力強化!
→簡単で効果的な方法は起立位を保つこと。
体幹や両下肢帯の筋肉を鍛えること!例)大腿四頭筋訓練、お尻上げ、スクワット
・運動療法③→バランス訓練!
→四つ這いでのバランス訓練は全身だけでなく、四肢協調運動の訓練にもなる!
片脚起立訓練は中殿筋を鍛えることで、遊脚期における上体の安定性向上に有効!
最後までお読み下さりありがとうございました。
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