車椅子のバックサポートを延長してみた!
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
フロアースタッフから、シーティング依頼をいただきました。
車椅子乗車している利用者の頸部が後方に倒れているので、なんとかして欲しいという依頼でした。
頚部が過伸展位にあると、嚥下・摂食機能面のリスクが出てきますよね?
ですので、頚部が後方に倒れないように、バックサポートにある工夫をしてみました。
下の写真がそうです↓
↑ダンボールをバックサポートに入れるだけです。
↑車椅子の後ろから見た場合。
ダンボールが下方に行かないように、もう一枚のダンボールをバックサポートの縁に引っ掛けるようになっています。
ダンボールのままだと背部が痛くなったりすることがあるので、気泡緩衝材(エアーキャップ)を用いています。
気泡緩衝材というのは梱包材として使用される緩衝材の一つです。
通称、「プチプチ」って奴ですね^^
エアー抜けが心配したのですが、思ったより頑丈でした。
延長したバックサポートのお陰で、頸部過伸展位が見られなくなりました。
さらに、驚くことに自力にて体幹を起こし、自力摂取する姿も…!
バックサポートの作り方については、後日紹介したいと思います。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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