【備忘録】ここが重要!車椅子シーティングのポイント
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
4年前の国際福祉機器展で、「車椅子シーティングの講習会」に参加した時に大切な所だけメモったので、ちょっと整理しました。
※講師の名前など忘れてしまいました…。
ここでは、管理人がメモった車椅子シーティングのポイントをいくつか紹介します。
スポンサーリンク
車椅子シーティングのポイント
車椅子の考え方
・車椅子は快楽な場所ではない!
・車椅子は運搬。足の代わりであるため、機能性重視の車椅子がベスト。
・車椅子生活の場→安定性を得て残存機能を最大限に発揮すること。
介護度別
・要支援、要介護1→座位に問題なし→通常型の車椅子
・要介護2,3→座位に問題ある→モジュラータイプの車椅子
・要介護4,5→座位に問題ある→疲れないように工夫!
※座位能力については次の記事をご参照ください↓
座位姿勢評価の4つのポイント 90度ルールを覚えよう! みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56) 車椅子に座っている方の座位姿勢を評価する時、まず何を観ますか? 仙骨座りになっているか? 身体が傾 …
座位姿勢について
・姿勢が崩れるのは、重力による影響が大きい。
・有害な姿勢か?支持された姿勢か?
↓
見つけて改善する!
↓
支持された快適な姿勢へ。
骨盤は?
骨盤後傾
↓
円背傾向
↓
頸部過屈曲位を招く!
クッションについて
・前すべりを防ぐクッション
コントゥアクッション使用。
※コントゥア形状:臀部と大腿部を保持する。
※このコントゥアクッション、現場でも私は推奨しています。
・骨盤後傾防止
背面サポートで骨盤後方から支持。
コントゥア形状クッション使用。
SPR
骨盤を保持したままでのリクライニング
上後腸骨棘を支えつつリクライニングさせても骨盤後傾しにくい。
↓
胸郭伸展提供になる!
良いクッションもいいが、坐骨を浮かせられるか?が大切。
家族に説明する時
家と土台(土地)を例にすると説明しやすい。
家にヒビが入り倒れてしまう。
↓
家からではなく、まず土台から。
要するに、姿勢が崩れる、変形をきたすのは、すべて骨盤の傾き(土台)によるものと考えることです。
以上、メモ帳にこう書いてあったのですが、もし分かりにくい内容でしたら、本当に申し訳ございません。
最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!