認知症の食事介助
みなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴のOT林です。

前回の記事「食器を並び替えたりして、摂食動作までには至っていない!」を紹介しました。
今回も細かな場面においての摂食困難に対する食事環境作りをいくつかお伝えします。
※STから頂いた資料を参照。大変勉強になる資料内容なので、ここに紹介します。ぜひ現場で介助法をトライしてみてください。

 

食事介助の場面でこんな時、どうしてる?

食事介助の時に、以下のようなケースを見たことありませんか?

①椅子にじっと座ったまま、食べ物に一切手を伸ばすなど摂食動作が全く見られない!
②食器やスプーンに触れるけど、摂食動作までには至っていない!
③食器を並び替えたりして、摂食動作までには至っていない!
④食介時、「口を開けて!」「あーん、して!」と声かけても口を開けてくれない!
⑤口に食物を溜め込んで飲み込まない!
⑥食事以外の刺激に注意が向いて摂食中断が多い!

 

今回は、「④食介時、「口を開けて!」「あーん、して!」と声かけても口を開けてくれない!」に対しての食事環境づくりをお伝えします。
 

食介の時に声かけても口を開けてくれないのは?

次の4つのケースを見かけたことありませんか?
ケース①口を開けようとしない!
ケース②顔をそむける!
ケース③口へ食物を入れようとすると舌で押し出す!
ケース④一旦口に入れた食物を吐き出す!

どのケースでも一度は経験されたことが多いと思います。
私なんか、全部ありましたよ。

さて、これらのケースに対し、考えられることは何か?
・食事の時間だということを認知していないかも?
・口腔失行、口腔運動機能の障害があるかも?
・義歯の不適合かも?
・口内炎などの口腔内トラブルかも?
・食べたくないことの意思表明かも?

 

食介時に口を開けてくれない時の食事環境づくりは?

では、食事環境づくりをどのようにしたらいいと思いますか?
資料(引用元不明)によれば、次のようになります。

・食物を一口味わっていただく。少量を口唇に付け舐めてもらうことで食事の認知を助ける。
・利き手にスプーンを、もう一方の手に食器を持ってもらい、食事の構えを作る、本人の手に介護者の手を添えて食物を口に運ぶ動作を振り返してみる。
・痛みがある場合、原因への対応を。
・本人の好きな食物を用意、また味付けや温度の変化を付ける、食事間の変更など。

 

この食介方法、正しい?

次のような乱暴な食介する介護職員って、近くにいません?
明らかに口に力が入っているのに、強引にスプーンを入れようとする!
鼻をつまんで口が開いた瞬間に、スプーンを入れようとする!

重度認知症の人でも「快」と「不快」の感情は残存します。
職員に不愉快な思いをされたら、その相手のことをずっと「不快」な人物と捉えることになります。
一度「不快」というスイッチが入ってしまったら、職員による食事介助に拒否が強くなります。

生活介助の中で「食事介助が一番神経を使う介助」かもしれませんが、相手が”食”を楽しめるようにサポートできたらいいですね。

 
最後までお読み下さりありがとうございました。
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