高齢者の方に水分補給を促すためには？

高齢者の方に水分補給を促すためには？

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です（@tyahan56)

いよいよ夏本番ですね。
猛暑が続きますので、高齢者の方にとっては水分補給が大切です。

水分不足が原因で脳梗塞を起こす可能性が高いと言われています。

ところで、高齢者は一日に必要な水分量はどれくらいかご存知でしょうか？

1000～1500mlは必要だと言われています。
※発熱時や下痢、嘔吐したときはより多めの水分補給が大切です。

ここでは、高齢者の方に水分補給を促す時の注意点についてお伝えします。

高齢者の方に水分補給を促すためには？

高齢者の方に水分補給を促す時の注意点やコツを挙げてみました。

一度に無理にたくさん飲ませようとせず、こまめに何度も摂る！
周知の通り、高齢者は自分でのどの渇きを感じにくいです。
ですので、自分から進んで水分補給をしません…。

なかには、失禁などの排泄面が心配で敢えて水分を摂らない高齢者もいらっしゃいます。

この場合でも、根気よくこまめに水分補給すること、排泄面で精神的にも十分なケアをすることが重要です。

誤嚥に注意しつつ、水分補給を！
嚥下障害のある方は水分が気管に入ってしまい、補給できないということもあります。
なかには誤嚥するとムセてしまい、苦しいので水分を摂るのを嫌う人もいます。

下痢・発熱・嘔吐などの際は特に注意！
これらの症状により、より体内からの多くの水分が失われれ、脱水症状になります。
この場合は、多くの水分を補給することがポイントですね。

水・お茶はOK?
水やお茶もいいのですが、水にイオンと糖分を加えたイオン飲料のほうが速やかに水分が吸収されるという報告があります。

ですので、高齢者の水分補給には、ハイポトニック飲料がオススメのようです。

腎臓病や心臓病などで水分量を制限されている方は医者に相談を！

水分を制限されている方は、身体に合った適切な水分量を補給しなければなりません。
水分補給に関しては、かかりつけの医者に相談しましょう。