個別性重視のケアを無視している?

個別性重視のケアを無視している?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

最近、介護スタッフの働きぶりを見てると、ある疑問が浮かぶ。
入浴動作もトイレ動作もそうだが、ほとんど利用者の人が自分で行わず、介護の人に手伝ってもらっていることが多いと思います。

でも、本当は自分でできるところは自分で行った方がいいと思います。
そうしないと、介護スタッフに依存的になってしまい、できる動作がダメになってしまうでしょう…。

本当は自分一人でできるはずなのに、一方的に介助して、利用者はただジッとしている場面を何度も見てきました。

もちろん、その場で介護スタッフに「一人でできるはずですので、声掛けをしてください。」と指導しました。
けど介護側の時間的な制約で、どうしても流れ作業的な行為を取らざるを得ないのが実情でしょう。

流れ作業的で機械的な介助を行うとなると、利用者から見れば、自分は「モノ」として扱われているといった気持ちに駆られている人だって、少なくとも一人はいるかもしれません。

理想的には個別性重視のケアに焦点をあててアプローチした方が望ましいが、前職でも同様な状況にあったので、そう簡単に実現できるものではないと痛感。

本人のできるところは自分で行い、自分の能力で行える喜びを自覚してもらうように働きかけていきたい。
そして、個別性重視のケアを少しずつ理想論に近づけるようにリハビリ側のスタッフも意識しなければならないと思います。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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