耳掃除をする男女みなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴のOTです。

面白いことに耳掃除をしてくれる專門店があるみたいですね!ちょい調べてみたら、ある耳かき店のサイトでは、30分で3,200円1時間だと5,200円。システムはお茶から始まり、そして膝枕で耳掃除と耳つぼマッサージ、最後にお茶を一服。

男性諸君なら膝枕で耳掃除してもらったら、嬉しいかも!?(学生時代、彼女ができたら膝枕して耳掃除してもらいたい!という甘~い夢を見てましたが、今は全く興味なし!)耳掃除といえば膝枕と思われるけど、実は、それはアカンのです!
というのも膝枕の姿勢だと耳かきで耳垢を取れた際に誤って鼓膜の方へ落下することもがありますからね。

疑問に思ったのですが、素人の人が耳掃除のサービスをしても問題ないのでしょうか?
そもそも耳掃除の専門店が登場した背景は何?高齢者介護でも耳掃除をするスタッフさんがいるけど、耳掃除は医療行為に当たらないのでしょか?

ここでは、耳掃除は医療行為なのか?についてお伝えします。

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耳掃除は医療行為か?

耳掃除の専門店がちらほら出てくるようになったのは、今から10年以上の前のことです。平成17年7月26日に厚生労働省より通達された「医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について」の通知から始まったのです。

本来、医師や看護師などの免許を有さない者による医業(医療行為)は、医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条その他の関係法規によって禁止されています。
でも安全に行うことを踏まえた上で、以下に掲げる行為は行ってもいいということになっています。

  • 爪そのものに異常がなく、爪の周囲の皮膚にも化膿や炎症がなく、かつ、糖尿病等の疾患に伴う専門的な管理が必要でない場合に、その爪を爪切りで切ること及び爪ヤスリでやすりがけすること。
  • 重度の歯周病等がない場合の日常的な口腔内の刷掃・清拭において、歯ブラシや綿棒又は巻き綿子などを用いて、歯、口腔粘膜、舌に付着している汚れを取り除き、清潔にすること。
  • 耳垢を除去すること(耳垢塞栓の除去を除く
  • ストマ装具のパウチにたまった排泄物を捨てること。(肌に接着したパウチの取り替えを除く。)
  • 自己導尿を補助するため、カテーテルの準備、体位の保持などを行うこと。
  • 市販のディスポーザブルグリセリン浣腸器を用いて浣腸すること。

 

上記のとおり、耳垢を除去することは医療行為としてではなく事業として行っても問題ないのです!

この通知をきっかけに、耳掃除専門店や耳かきエステなどと呼ばれる業態の店舗が相次いで出店されたわけです。エステと同じように耳垢の除去だけでなく、耳から癒すリラクゼーションという形でサービスもしてくれます。
ただ、耳垢塞栓の除去はできないので必ず耳鼻科で診てもらうようにしてください。

こうして高齢者や障害者介護の現場において介護スタッフが行う耳掃除は、医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の規制の対象とする必要がないことから、OKということになります。
※参照リンク→医師法第17条 – 厚生労働省

 

耳から出血が出たら?

耳から出血耳掃除で耳垢を懸命に取ろうとしたら、耳からジワジワと出血が!軽くティッシュで拭き取るも、出血が止まりません。まるで、鼻血と同じようにティッシュで吸い取っても鼻血が出るかのように…。

今度は綿棒を使って吸い取ってみましたが、血の塊が耳の内壁に付着してしまい、耳に違和感が残ります!もし、この血の塊が耳の奥まで入ってしまったら大変なので耳鼻科に行って医者に相談してください。

恥ずかしながら、私も耳掃除のし過ぎで出血したことがあり、「ほうっておけば大丈夫やろ」と耳鼻科にいきませんでした。
ところが、補聴器を装用していても聴こえが悪くなってしまったのです!さすがに不安になってきたので耳鼻科の先生に診てもらいました。

先生は「これは血の塊が奥の方に詰まっていますね。それに黒い点々があるんでしょ?これ…」とモニターに映された血の塊に指差して、

「カビです!」


え?カビ?

補聴器を装用している人は、どうしても耳内は湿気で蒸れやすくなります。カビによっては絶好の環境ですね。

医者によると、耳かきで強く擦ったら、内壁に傷がつき出血が伴うことがあるので注意しなさいとのこと。もし出血が出た場合の対処としては、綿棒などで吸い取ったりせずに様子を見ておくようにと言われました。一週間ほど血が黒い塊になって耳かきで優しく取ればいいのです。

ただし出血量が多い時は、一度耳鼻科の医者に診てもらうことをオススメします。

 

さいごに

介護スタッフが耳掃除を行うのは医療行為に当たらない。ただ実施者に対して一定の研修や訓練が行われることが望ましく、遂行上、安全に行為が行われるよう監督することが大切。

耳掃除してもらう時の体勢は膝枕ではなく、座らせた状態で横から掃除したほうが無難です。
万が一、耳掃除の際に出血が見られた場合、無理に血を吸い取るようなことはしない。軽く拭き取るだけで十分!ただし補聴器装用の場合は、出血で補聴器の音の出口が詰まるので、耳鼻科の受診をオススメします。受診しないと、私みたいに耳内にカビが生えちゃうやで~。

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