なで肩は筋力低下が原因?ローテーターカフがカギ?

なで肩は筋力低下が原因?ローテーターカフがカギ?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

なで肩の人、いますか?
そういう人は、肩コリに悩まされているのではないでしょうか?
管理人もその一人です。

肩が落ちているのは、肩周囲の筋肉が衰えて上肢の重みに負けている証拠です。

なで肩を解消するには、肩周囲の筋トレで強化すればいいわけですね。

シャキ!

ここでは、なで肩を解消するための筋トレ方法についてお伝えします。

筋トレする肩の筋肉

筋トレする肩の筋肉はどれか解りますか?

①僧帽筋
②三角筋
③大胸筋

よく国試に出題しそうな「ローテーターカフ(回旋筋腱板)」も見逃せません。

肩甲骨につながる4つの筋肉があることを覚えていますか?

①肩甲下筋
②棘下筋
③棘上筋
④小円筋

各々の筋肉は板状となっており、上腕骨に付着します。
これらはカラダの深部にあるインナーマッスルですが、大きなパワーは出力しません。

ローテーターカフを構成する4つの筋肉の割合は、

肩甲下筋4:棘下筋3:棘上筋2:小円筋1

このローテーターカフの役割は、肩関節の動きを細やかにコントロールしたり安定させたりする重要な筋肉です。
特に肩関節の後方安定に大切です。

肩関節の外旋運動が一番強く働きます。
これらの筋肉が骨にぶつかったり、骨の間に挟み込まれたりする障害が起こります。
この障害のことをインピンジメント症候群と言います。

ローテーターカフの問題にチャレンジ!

さて、ここで問題です!
Q1:ローテーターカフを構成している筋肉の中で一番損傷しやすいのはどれでしょうか?
Q2:では、各々の筋肉の神経支配は?

正解は↓のほうへ。

A1:棘上筋
A2:・肩甲下筋→肩甲下神経
・棘上筋→肩甲上神経
・棘下筋→肩甲上神経
・小円筋→腋窩神経

棘下筋の「下」と付いていますが、肩甲上神経なんですね。国試には気を付けましょう♪
小円筋は腋窩神経ですが、大円筋は肩甲下神経です。

肩コリのための筋トレ方法

・インターナルローテーション(大円筋、肩甲下筋)
・エクスターナルローテーション(棘下筋、小円筋)
・シュラッグ(僧帽筋、菱形筋)
・プッシュアップ(大胸筋、三角筋)

※10回×3セットを目安に週2~3回程度でいいでしょう。

※チューブを使ったエクササイズでは、次の動画が参考になります↓


最後までお読み下さりありがとうございました。
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