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理想的な座クッションの厚さって?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
前回、ボトミングアウト(底付き)の少ないクッションを選ぶのがベストとお話しました。
※ボトミングアウト…仙骨や尾骨など、骨ばった部分が沈み込んで車椅子の座面にあたる。
![シャキ!](https://taa-ot.com/wp-content/uploads/2018/02/72875774fb12928249723f1596493785.jpg)
今日は、理想的なクッションの厚さについて話したいと思います。
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理想的なクッションの厚さとは?
試しに23kgの重りを約5cm高さのクッションに乗せると、次の画像のようになります。
写真のように、底付きしない厚さが約3cmとなりました。
※実際に人が座ったら、もっと沈み込みます!
「全厚さ」-「沈み込み深さ」=「底付き厚さ」
この床付き厚さが最低2cm必要だと言われています。
廣瀬・木ノ瀬著「高齢者のシーティング」によると、「褥瘡発生のリスクのある人は厚さ10cmクッション、褥瘡のリスクが少ない人は厚さ5cmを使用」と記載してあります。
もし座位能力分類が…、
・Ⅰレベル→5cmのクッション
・Ⅱ,Ⅲレベル→10cmのクッション
※詳しくは→座位能力分類へ。
座位能力別にクッションを用意するといいわけですね。
ただクッションの高さがあると、その分、アームサポートの高さにも関係してくるので注意が必要です。
次回は理想的なクッションその②として「反発力」について話したいと思います。
※↓参考文献↓※
初版を持ってるけど、第二版も気になる^^;とても参考になりますので、シーティング初心者にはオススメできる本です。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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