ホスピタリティ・マインドの3つポイント
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です。
今となっては馴染みのある言葉となりましたが、ホスピタリティ・マインドを聞いたことがあるでしょう。
ホスピタリティ・マインドは医療福祉現場でも相手を思いやる心を持つことが大切だと思います。
ここでは、ホスピタリティ・マインドで相手を思いやる3つのポイントについてお伝えします。
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ホスピタリティ・マインドって?
援助を行う側のセラピストと援助の受け手である被援助者との位置関係は、対等な個人同士の間で行われる水平的な人間関係を基盤にして行われます。
セラピストが被援助者より社会的心理的にも上位にあるのではなく、一人の人間としてその人が望むこと、希望していること、潜在的なニードを探って提供していくことが、援助の本質。
ホスピタリティ・マインドを持つ上で大切なことは、自分の気持ちや考えなどを率直に適切な方法で自己を表現すること。
そして、自分と相手の相互を尊重しようという精神で行われるコミュニケーションを基盤とした考えに基づいて援助を行うこと。
ホスピタリティ・マインドとは人間尊重の精神を持つことが前提条件。
ホスピタリティ・マインドにおける3つのポイント
コミュニケーションワーク講師の岡崎光氏は次の3点を紹介しています。
①私という主体性の発揮を認め合うこと。
人間は一人一人が異なったものの見方や感じ方・価値観をもつユニークな存在なので、互いにその違いを認め合う。
②互いに関心をもつ。
互いを尊重しあうなら、まずは互いに関心を持つことから始める。
③互いに配慮しあう。
人として尊重され、敬意をもって対応される権利がある。
人間の資質に上下がないように、人間関係にも上下がない。
だから互いに相手の状況、「今ここ」での気持ち、相手のものの見方や受け取り方などに配慮しあうことが大切。
以上の3ポイントに整理しているわけですが、要は、自分を大切にしつつ、相手も大切に関わるようにとマインドを持つことですね。
介護スタッフもリハスタッフも、こういうホスピタリティ・マインドを忘れずに、気持ちの良い援助を心がけていきたいですな。