KISS話法で伝えよう!
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
コミュニケーションスキルの専門家である箱田忠昭先生の書籍には、さまざまな場面で活かせる会話テクニックをいくつか紹介しており、どれも役立つテクばかりでした。
そのうち、KSS話法というテクを紹介したいと思います。
管理人は対象者とのコミュニケーションする際に、必要に応じてKISS話法を使うようにしています。
ここでは、KISS話法についてお伝えします。
KISS話法
KISS話法というのは、
Keep It Short Simple
(短く簡潔な文章を心掛ける)
…の略になります。
ポイントは、1つの文章で1つの内容を表現する、つまり1つの文に動詞は1つということになります。
つい「…ですが」とか、「…なので」などの言い回しを無意識に多用してしまうものです。
使える!KISS話法
KISS話法はプレゼンなどの発表時に使われるテクの一つですが、高齢者の方に分かりやすく伝えるのに役立ちます!
特に認知症で理解力が低下している方には、KISS話法で相手により伝わりやすくなるかと思います。
例)
「AとBの関係を考えると、Aが原因となって、Bが起こっているわけですが、Bの原因にはCも考えられるので、AとCを改善することが必要と言われまして…」
これじゃあ、さっぱり分かりませんよね?
認知症の方がコレを聞いたら、余計に混乱してしまうでしょう。
全部を一気に伝えるのはNGで、次のように1つの文章で1つの内容を短く表現していくと良いわけですね。
「AとBの関係を考えた時、AはBの原因となっています。しかし、Bの原因にはA以外にもCが考えられます。したがって、Bを防ぐためにはAとCを改善しなければなりません。」
認知症の方とコミュニケーションを取る際には、KISS話法を思い出して、1文を短くし、シンプルに相手に伝わるように心がけたいものですね^^
最後までお読み下さりありがとうございました。
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