枕草子が認知症の予防に有効?

枕草子が認知症の予防に有効?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

有田秀穂著「朝の5分間 脳内セロトニン・トレーニング」という書籍を読んでいます。
セロトニンというのは脳の情報伝達物質の一つで、心と体のバランスを調節する役割を持っています。

このセロトニン不足が続くと、うつ的な症状が出たり興奮して苛ついたりと心身に悪影響を及ぼします。

本の中に興味深い内容がありました。
認知症の予防に有効だとして注目を浴びている音読法

シャキ!

ここでは、音読が認知症の予防になるか?についてお伝えします。

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枕草子が認知症の予防に有効?

音読するだけでもセロトニンの活性化につながるそうです。
セロトニンを活性化させるには、リズム運動を行うことです。

有名な古典の文章や和歌はリズム感に優れているので、音読するだけもいいのです。

枕草子もその一つです。
あと読経もいいですね!

試しに次の枕草子を音読してみてください。

「枕草子」第一段 春はあけぼの

…春は曙(あけぼの)。やうやう白くなりゆく山際(やまぎわ)、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
 
夏は夜。月の頃はさらなり、闇もなほ、螢(ほたる)飛びちがひたる。雨など降るも、をかし。
 
秋は夕暮(ゆうぐれ)。夕日のさして山端(やまぎわ)いと近くなりたるに、烏(からす)の寝所(ねどころ)へ行くとて、三つ四つ二つなど、飛び行くさへあはれなり。まして雁(かり)などのつらねたるが、いと小さく見ゆる、いとをかし。日入(ひい)りはてて、風の音(おと)、蟲の音(ね)など。(いとあはれなり。)
 
冬はつとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜などのいと白きも、またさらでも いと寒きに、火など急ぎおこして、炭(すみ)持てわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、炭櫃(すびつ)・火桶(ひおけ)の火も、白き灰がちになりぬるは わろし。…

どうですか?
何度か繰り返して練習することがポイントです。

繰り返す事自体がリズム運動になりますから。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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