作業療法士(OT)として生き残るには…?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
現在、作業療法士の有資格者数って、どれくらいか分かりますか?
2021年1月時点で、有資格者数:99,788人
来年は間違いなく10万人に達しますね。
ちなみに5年前(2016年)の時では、53,080人でした。
たった5年の間で46,000人も増えてるんですよ!
この99,788人の中に、私は埋もれています。
埋もれ過ぎて、顔を出すのが大変ですよね?笑
他のOTとの差異性を生み出すアイデアが豊富にあれば、OTとして生き残れるかもしれません。
つまりオンリーワンを自分の中で確立することが必要となってきた感があるような気がします。
ここでは、OTとして生きるための術についてお伝えします。
大勢のOTに埋もれてしまっている!
5年間で45,000人ほど最難関の国試を合格したOTを多く送り出しています。
東京ドームの観客収容人数は46,314人よりも多いと言うわけですね。
想像してみてください…。
東京ドームの観客席にいるのはOTだらけです。
OTしかいない観客席46,000人の中から抜け出すには、自分自身のUSP(独自の強み)を持つ必要があるかもしれません。
生き残るにはUSPを活用!
今はもはや、セラピストは利用者や患者に選ばれる時代に入りました。
担当していた対象者に、
「あっちのOTの人の方が魅力的なので替えて欲しい。」と言われたら結構ショックを受けたりするものです。
となると、
他のセラピストとの差異性を生み出さないとOTとして生き残れないと危惧を感じたりします。
そんな大勢から抜け出すには、自分自身のUSP(独自の強み)を持つ必要があるかもしれません。
オンリーワンの根拠を自ら作り上げる意識を常に持つべきだと思います。
USPって何?
USPとは、「ユニーク・セリング・プロポジション」という略。
日本語で言うと、ライバルにはない「独自のウリ」や「独自の強み」をいいます。
リハビリ業界では、USPという言葉なんて馴染まないかもしれません。
本来、営業やマーケティングで使われている用語です。
例えば売り場に似たような製品が氾濫していますが、他の製品に負けない、魅力的なウリを出さないと今後の生き残りに大きく関わってきます。
開発した製品が生き残るには、USPを活用することが大切。
USPは製品を開発した企業ならではの差別化すべきポイントに焦点を当てて、個性を活かした成長と変化を促すためのマーケティング戦略となるわけですね。
最近では、USPが確立された製品やサービスだけでなく、医療福祉業界に携わる「人」にも応用するようになりました。
OTでも人としてのUSPを活用することで、他のOTにはない魅力のあるOTとして確立しておけば生き残れるかもしれません。
USPの発見方法
OTとしてのUSPを発見するには、常にいろいろなことに興味を持ち、ビジネス視点で他のOTとの差異性を生み出すアイデアを浮かぶことです。
また、USPを作る上でヒントとなる自身の好きなこと&得意なことを探し出すといいかもしれません。
まず自身の好きなことや得意なこと、興味のあることを思い出してみてください。
例えば、
OTならではの手技(ハンドセラピー)を身につけている。
OT以外の資格を持っている。
趣味は映画鑑賞、スポーツ、茶道、書道…。
最近ハマっているのが、お菓子作りかipadいじりとか。
小さい頃、好きだったテレビゲームやピアノなど…。
こういったことを色々と考えているうちに、案外、自身が持っているUSPを発見できるのです。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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