さまざなな老人ホームや介護施設がありますが、特に費用が少ないのはどの施設だと思いますか?

それは、介護保険施設です。これは公的施設で、一時金が不要、月額利用料も安いからです。
介護保険証を持っている人であれば誰でも入所できるのですが、条件があります。

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ここでは、介護保険施設の費用の特徴について紹介しています。

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介護保険施設なら費用が安い?

介護保険施設には、次の3種類があります。

・特別養護老人ホーム(特養)
・介護老人保健施設(老健)
・介護療養型医療施設

これらは公的施設であり、さまざまな介護施設の中でも費用が少ないというメリットがあります。特別養護老人ホームは特にもっとも費用が安いのですが、原則終身で利用できることから入所待機者がたくさんいます。

特養養護老人ホームは入所条件がある!

要介護1以上であれば、どの介護保険施設に申し込みができるのですが、2015年の介護保険改正で、特別養護老人ホームのみ入所条件の一つに要介護3以上となりました。さらに、自宅での介護が困難な人を優先するといった条件があります。

介護老人保健施設は専門スタッフが多い!

介護老人保健施設は看護師や理学療法士、作業療法士などの専門スタッフがいるため、特養よりも費用がかかります。終身ではないため、入所期間が3~6ヶ月とされています。

介護療養型医療施設は医療ケアが必要な人

介護療養型医療施設は療養のための医療を必要とする人を対象にしており、医療費が必要なため特養よりも費用負担が大きくなります

介護保険施設の共通する特徴は?

どの施設でも一時金が不要で、月額利用料の費用は少ないです。ただ要介護度や世帯収入、扶養義務、部屋のタイプによって月額利用料が異なり、事前に確認する必要があります。
 

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、社会福祉法人や地方公共団体が運営母体となっている公的な介護保険施設の一つです。介護保険施設ですから、有料老人ホームと比較すると費用が安く利用できることが一番のメリットです。

しかし全国で42万人以上の待機者を抱えており、すぐには入所できない状況が続いています。(2009年12月厚生労働省調べ)

特別養護老人ホームの定義と目的

定義:老人福祉法に規定された特別養護老人ホーム(入所定員が30人以上のもの)
特別養護老人ホームに入所する要介護者に対し、施設サービス計画書に基いて、入浴、排泄、食事等の介護その他の日常生活上の世話、機能訓練、健康管理および療養上の世話を行うことを目的とする施設である。
目的:特別養護老人ホームの入所者に必要な介護、機能訓練等のサービスの提供をすることによって、できるだけ自立した生活の支援を行うことを目的としている。

以前は「終のすみか」としての施設特性でしたが、在宅復帰を目指す性格の施設に変容しています。だから「できるだけ自立した生活の支援を行う」ことを目的としているわけですね。

特別養護老人ホームの費用は?

月額費用:月額5~15万円

特別養護老人ホームの介護サービスの利用料は要介護度と部屋のタイプによって異なり、この他に居住費と食費もかかります。多床室の月額費用は約1万円から、ユニット型個室の月額費用は約6万円と幅があります。
特別養護老人ホームのいい所は、本人もしくは同世帯の所得によって、介護サービスの利用負担額の上限の適応や居住費、食費の軽減措置があります。また入居一時金は不要です。

特別養護老人ホームに入居するには?

以前は申し込み順だったのですが、現在は要介護度や認知症の有無や介護者の状況などを総合的に判断し、地方自治体や施設が定めた入所基準に基いて緊急度の高い人から優先されます。2015年の介護保険改正で、入居条件の一つに要介護3以上となりました。確かに施設で300人待機者がいるかもしれませんが、複数の施設に同一の人が申請をしても問題ありません。

待機者の少ない地域を探すのも一つの手ですね。地域さえこだわらなければ、空きはあるようです。なぜなら、介護施設の入居率は全国平均で8割に満たしていないからです。

いずれにしろ、あきらめずに申請をしておくことが大切です。ケアマネージャーや相談員が「残念ながらありません。」と言われたとしたら、それは相談する相手を間違っていたと思ってください。
 

介護老人保健施設

介護老人保健施設(老健)は、医療法人や社会福祉法人、地方公共団体が運営母体となっている公的な介護保険施設の一つです。

介護老人保健施設の役割と機能

介護老人保健施設は以下のような機能をもつことで、医療と福祉をつなぐ中間施設としての役割を担っています。

医療と福祉を統合したサービスの提供
リハビリ施設:維持期リハビリテーションを行うことで生活機能の向上をめざす
在宅復帰施設:早期の在宅復帰に向けたサービスをチームケアで提供
在宅生活支援施設:利用者および家族を支えるサービスを提供し、居宅での生活を支える。
地域に根ざした施設:家族やボランティアへのケア技術の教育

介護老人保健施設は看護および医学的管理下での介護の提供やリハビリ、その他の必要な医療の提供と日常生活上の世話を行う施設で、利用者に応じた日常生活、居宅生活への復帰を目指すことを目的としています。

介護老人保健施設の費用は?

月額費用:月額6~16万円

入所者本人や扶養義務のある家庭の世帯収入、課税状況、要介護度、部屋のタイプによって異なり、この他に居住費と食費もかかります。特別養護老人ホームの月額費用とほぼ同額と思ってもいいでしょう。
介護老人保健施設は介護保険施設の一つですので、入居一時金は不要です。

介護老人保健施設に入所するには?

入所対象者は原則65歳以上で要介護度1~5の方。介護老人保健施設は短期的なリハビリをするのが目的ですので、原則3ヶ月間の利用となります。ところが老人保健施設は事実上、特別養護老人ホーム化としています。つまり、1,2年と長期にわたり利用している入所者が少なくありません。なかには5年以上も利用している方もいます。

長期利用している方のほとんどは在宅復帰が困難なため、特別養護老人ホームに入所できるまで待機するという流れができているのです。

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介護施設や老人ホームの費用を知るには?


介護施設の費用はどれくらいかかるのでしょうか?施設によって費用がバラバラですから、介護業界に縁のない人にとってはあまり詳しく知らない人が多いと思います。

そんな時は、まず公共機関の公式サイトを参考にしてみてはいかがでしょうか?

例えば、自身のお住まいの市役所のサイトには介護施設の費用の目安が載っていたりします。それを目安にして、それから、どの介護施設に入居するのか決めても全く遅くはありません。

ただし、介護施設には介護保険が適用されていないものもあり、その点はしっかりと事前に調べてください。サービスは介護が中心か、治療が中心かで費用が変わる、また介護認定により1日にかかる費用が変わってきます。ご自身の収入で入居可能なのかどうかを公共機関のサイトなどを参考にして調べてみることをオススメします。

入居希望の介護施設に問い合わせすれば、パンフレットなどが送られてくるので、それを参考に介護施設の費用を算出してみてくださいね。パンフレットはどの施設でも無料で請求できますので、どんどん請求しても問題ありません。

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