車椅子シーティング
みなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴OTの林です。

標準型の車椅子座面シートにたわみがあると、座位姿勢や座位安定感に影響を及ぼすことがあります。

高齢者シーティングに詳しいOTの木之瀬先生の話によると、次のように述べています。

スリングシートのたわみが骨盤後傾の要因の一つで、骨盤の不安定性につながる

したがって車椅子座面シートのたわみにより、不良な座位姿勢や座位安定感の低下が起こることがあります。さらに、意外と知られていませんが、車椅子の駆動速度も低下します!

私たちの施設では、このたわみを少なくするためにロールしたタオルをシートの中央に敷いてからクッションを置くといった対処法を取ってきましたが、時間が経つと敷いたタオルが潰れてしまいます。
その都度、別のタオルを変える必要が出てくるし…。タオルは結構頻繁に交換したりしますよね?それに、食べこぼしや尿失禁で汚れが目立ち、衛生面上あまり良くありません。

ここでは、座面シートのたわみをなくす方法をお伝えします。

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座面シートのたわみをなくす方法

なんとかタオルを交換する手間を省く方法はないかと、いろいろな文献や学会誌を読み漁り、最終的にたどり着いたのが、合板
普通のベニヤ合板ではなく、表面に樹脂?でコーティングされた合板を使用しました。コーティングされた合板であれば、たとえ汚れたとしても雑巾で拭けば綺麗になると思います。

合板はホームセンターで簡単に入手できます。切断するのにバンドソーが必要ですが、ホームセンターの店員さんにお願いすれば切断してくれますよ。

※↑40cm×40cmのコーティングされた合板

 

※↑結束バンドで車椅子のフレームを固定

合板の四隅に電気ドリルで穴を開け、結束バンドでしっかりと固定します。
 

※↑スカートガードの下にあるフレームに結束バンドで固定

 

※↑ハンドリム側のフレームにも結束バンドで固定。

 
合板を使用することで、左右の座骨結節に体重がしっかり乗せられ床反力が働きます。それが骨盤の安定度が増し、体幹の伸展が促されて骨盤と体幹のフレキシブルさが発揮できるだろうと思います。

※↑合板を置いた車椅子

 
上の写真を見ての通り、合板を敷くと座面シートにたわんでいることが分かりますね。でも合板を敷くと座面は水平になり、たわみを解消!その上にクッションを敷きます。

以上が、合板を使ての座面シートをなくす方法をご紹介しました。ご参考になれば幸いです!

最後までお読み下さりありがとうございました。
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