座位能力分類とは?座位姿勢を評価する5つのPOINT
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
座位能力分類とは、高齢者が車椅子に座る能力を3段階に分類されたものです。
この評価は施設職員や介護支援専門員が容易に評価できると思います。
ここでは、座位能力分類にと座位姿勢を評価する5つのPOINTついてお伝えします。
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座位能力分類
次のように座位能力を評価する3つの分類があります。
Ⅰ 座位に問題なし
▪ 特に姿勢が崩れたりせず座ることができる。
▪ 自分で座り心地をよくするために姿勢を変えることができる。
Ⅱ 座位に問題あり
▪ 姿勢が次第に崩れ、手で身体を支える。
▪ 自分で姿勢を変えることができない。
Ⅲ 座位がとれない
▪ 座ると頭や身体がすぐに倒れる。
▪ リクライニング車椅子やベッドで生活している。
※変形・褥瘡の有無確認
座位能力別のニーズを探り、適切なクッションを選ぶ際に参考になる評価だと思います。
座位姿勢を評価する5つのポイント
私はいつも姿勢評価をする時は、下記の5つのポイントを中心に行います。
①座位能力分類はどれ?
▪ Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ?
②姿勢の状況と全体像は?
▪ どんな車椅子か?姿勢は?
③アライメントの確認
▪ 骨盤の位置は正しいか?
▪ 頭頚部と体幹のアライメントは?
▪ 指標とする座位姿勢と比べて近づいているか?
▪ どの方向・位置で座位バランスが安定するか?
④姿勢筋緊張の確認
▪ 頭頚部、肩甲帯、上下肢の状況は?
▪ 筋が硬くなっているか?
▪ 軽く揺すって力が抜けるか?
⑤痛みは?
▪ どこが痛い?
評価した結果、座位能力分類に応じたシーティング対応を行なうわけですね。
とにかく指標となる座位姿勢に近づけるようにアプローチしていくことが大切です。
※指標となる座位姿勢については↓
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