高齢社会の現状と今の認知症について
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です。
数年前、認知症の試験を受けるためにほぼ毎日勉強しておりました。それが今、せっかく覚えた知識が薄れてきてしまいました。(年のせいもあるでしょうが)
なので、錆びた知識をもう一度磨くためにも勉強しようと思います。
ここでは、特に重要とも言える箇所を紹介し、より読みやすく工夫してみました。
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高齢社会の現状と今の認知症について
本日のテーマは「高齢社会の現状」と「認知症」で、特に重要な箇所を次のようにピックアップしてみました。
・2035年(平成47)に3人に1人が高齢者
・2060年(平成72)に高齢化率40%
・75歳以上の後期高齢者→2060年に総人口の4人に1人と予想!
・1950年高齢者1人に10人の支えていた。それが2030年には1.7人で高齢者を支えると予測。
・老老介護だけでなく、認認介護の状態も問題視に。
・認知症ケアは認知症を生きるという考え方が大切!
・機能訓練を定期的に行うのではなく、アクティビティも活用!
→アクティビティは脳の活性化や心身の機能維持、QOLの向上につながることが期待されている。
・アクティビティを介した非言語的コミュニケーションが重要。
・65歳以上の高齢者の認知症有病率は平均15.7%
→誰でも認知症になるリスクはあると思ったほうが良いわけですね。
・認知症は物忘れではない。脳の病気である。
・レビー小体型認知症は1990年代から注目に。レビー小体型認知症はパーキンソン症候群が出現する。幻視もある。
・脳血管性認知症は障害された部分の認知機能が特に低下。
→アルツハイマー型認知症とは全く異なる!
・認知症の記憶障害の特徴は体験全体を忘れること。
・普通の物忘れは「進行しない」が、認知症の物忘れは「進行する」という特徴がある。
・言葉による指示通りにの動作ができないのは観念運動失行をいう。
・模写ができないのは構成失行をいう。
・認知症になると味覚低下に。
→腐っているものを口にする。
・時間の見当識低下で季節感を失う。
→そのため自ら体温調節ができない→脱水症状に!
・認知症の治療において、心身機能を改善し、健康な機能を活用させ、その人の自尊心や有能感を取り戻すことが大切!
・補完代替療法 例)アロマセラピー、薬草療法、ペット療法、動物介在療法がある。
・抗精神病薬は、抗不安薬では効果が無いような強度の不安や極度のうつ状態に対して用いられる。
嗅覚が先に障害される?
味覚低下もそうですが、嗅覚も同様なことが言えます。アルツハイマー型認知症の人で最初に冒されるのが嗅内皮質だと言われています。そのため嗅覚が障害されると発症リスクが4倍以上と高まるようです。
嗅神経の障害が記憶を司る海馬までも広がるわけですから、これまでに嗅いだニオイの記憶が想起しづらくなります。
あなたの嗅覚、大丈夫ですか?懐かしいニオイが全くしないのなら…、認知症の徴候かもしれません。