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みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です。

前頭側頭型認知症という名称、徐々に普及してきました。前頭側頭型認知症…前頭側頭の萎縮により人格の変化や実行機能障害、社会的技能の低下、感情の平板化、行動の脱抑制、独特の言語障害といった特徴ある症状を示す認知症です。

以前、STによる勉強会で配られた資料には、「前頭側頭型認知症と芸術性」という、興味深い内容が書かれていました。
※第31回日本高次脳機能障害学会の資料より。2007年なので古い情報ですが…。

シャキ!

ここでは、前頭側頭型認知症と芸術性の関係についてお伝えします。

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前頭側頭型認知症と芸術性の事例

<事例その①>
左半球側頭葉萎縮例のSD(意味性認知症)にて、病前には見られないほどの絵画能力が見られるようになった例

左半球による右半球への抑制が解けたことで、芸術への志向が高まったのでは?

<事例その②>
前頭葉萎縮例のケース、病前、書けなかった緻密で詳細な絵画を描いたり、1ミリも違わない正確さでハサミでの模様の切り抜きなどを行えるようになった。

・理性や思考を司る前頭葉が損傷したことにより抑制が低下し、芸術性が高まったのでは?
頭頂葉の働きが増し、手の巧緻性、方向定位、長さの推定能力などが向上したのでは?

今となっては当たり前になってきましたが、認知症予防や精神賦活などを目的として色塗り絵に取り組むことがありますよね。
ただ提供するだけではもったいないので、何かの芸術活動を提供し、スタッフはその新たな能力を見つけ出そうとする観察力や洞察力が要求されると思います。

そして、対象者の持つ能力を伸ばすという希望を持って、個々人の可能性を広げていく努力を忘れないという心がけが大切。

障害のある人って、何かの特別な機能を持っていると感じています。例えば視覚障害者。視覚障害者は点字が読めるなど手の表在感覚(触覚)が優れていますよね?また相手の声を聞くだけでも、どの人なのか識別できる。

障害を持ったことによって、きっと隠された能力があるはずです。

その能力を見つけ出すのが…、私たちスタッフです。

対象者の隠された能力を見逃さないためにも、日頃からの観察力を養う姿勢を意識するといいですね。

最後までお読み下さりありがとうございました。
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