認知症の予防にオススメのエクササイズは?

以前、「認知症予防の簡単エクササイズ」を購入しました。なぜ、認知症予防に運動がよいのか?を詳しく書かれてありました。一人のOTとして、そして介護予防運動指導員として、「なぜ運動が認知症の予防に良いのか?」を対象者に丁寧で分かりやすく説得力のある話し方で説明できたらいいなと思っています。

シャキ!

ここでは、認知症の予防に良いとされるエクササイズについてお伝えします。

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運動不足は認知症の重要な危険因子

↑今話題の認知症予防エクササイズ

 
ちょっと簡単にまとめてみました。

アルツハイマー病の危険因子には加齢や遺伝、生活習慣病に関連するものがありますが、そのなかでも運動不足は危険度が高い!アメリカの研究では数ある危険因子の中で「運動不足」が原因でアルツハイマー病を発症したと考えられているようです。

運動不足>うつ病>喫煙>高血圧>低学歴・肥満>糖尿病と発症リスクの高い順が並べられていました。
 

CHECK!

運動不足=アルツハイマー病の発症リスク↑

 

運動が海馬の萎縮を食い止める


アルツハイマー病は記憶を司る「海馬」から萎縮するのですが、運動することで海馬の萎縮を食い止める効果があると分かってきました。

なぜ食い止められるのか?
運動によって脳の神経を成長させるBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が海馬で多く分泌されるからです。新たな神経細胞の産生、新たな神経細胞のネットワークの強化がなされるから海馬の萎縮を食い止めることができるようです。

BDNFは最近耳にする機会が増えてきましたね。認知症予防のために、運動は今ある神経細胞のネットワークをいかにして強化していくか?という方向からのアプローチが欠かせません。
 

CHECK!

運動=海馬の萎縮を食い止める!

運動で認知機能アップする!

MCI(軽度認知障害)の高齢者を「運動教室に参加」、「健康講座に参加」に分けて10ヵ月後、認知機能と海馬の萎縮度をチェックしたところ、運動教室に参加したグループの方が、海馬の萎縮を食い止めていたという研究結果がありました。このことから運動により海馬の機能を維持されるわけですね。

 

どんなエクササイズが認知症の予防に良いか?


どんな運動が良いのかを、次のグループに分けて研究をされたようです。

・週3回の息を弾む程度の有酸素運動
・毎日ストレッチだけの運動

1年後に海馬の大きさを調べた研究がある。

結果、有酸素運動グループの方が海馬は2%大きくなった!
ストレッチグループでは1.4%小さくなった!

ウォーキングなどの有酸素運動が良い!

※余談ですが、ガムを噛みながらのウォーキングが良いですな。ガムを噛みながらウォーキングをされている方をよく見かけます。一流の選手でもガムを噛んでいますもんね。ガムでセロトニン分泌を活性化し気分を高揚させましょう。

デュアルタスクトレーニングが効果的!

デュアルタスクとは2つのことを同時に行うという意味です。
例えば、「歩きながら引き算をする」、「踏み台昇降しながらしりとりをする」がそうですね。

楽しい環境の中で遊びや学習の要素も取り入れた有酸素運動を行うことで、脳によい影響を与える可能性が高い。
 

CHECK!

デュアルタスクトレーニングが効果的!

今回参考にした本は、島田裕之著「認知症予防の簡単エクササイズ」です。写真と動作解説が丁寧で分かりやすく、認知症予防のためのエクササイズをするのにオススメです。

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