魚を食べない人は認知症の発症リスクが5倍も!?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です。
お魚は好きですか?
好きなら1日1回魚を食べていますか?
最近、サバ缶のブームのためか、スーパーで品薄状態が続いていませんか?
一大ブームを巻き起こす前は、陳列棚に普通にサバ缶が並んでいたのに…。
1日1回以上食べている人に比べて、あまり食べない人はアルツハイマー型認知症の発症の危険が、なんと約5倍であったという報告が出ています。
これは、魚に含まれる脂肪酸を摂取しているか否かによって大きく変わるのです!
ここでは、魚の摂取による認知症の予防効果についてお伝えします。
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なぜ魚の摂取が認知症の予防に?
なぜ魚の摂取が認知症の予防になるのか?
これは魚に含まれる2つの脂肪酸の効果によるものと考えられています。
・エイコサペンタエン酸(EPA)
・ドコサヘキサエン酸(DHA)
思わず噛みそうなカタカナ語ですが、聞いたことがあると思います。
期待されている主な効果は、以下の通りです。
・認知症の予防・改善
・学習能力・記憶力の向上
・視力低下の抑制
・動脈硬化の予防
・脂質異常症の改善
・血栓の抑制
・高血圧の抑制
EPA、DHAが認知症の予防に!
ω3系(オメガ)多価不飽和脂肪酸であるDHA・EPAは魚油に多く含まれていますよね?
これらは残念がら体内で合成できないので、必須脂肪酸と呼ばれています。
これらを外部から取り込まなければいけないのです。だから「必須」という字がつくわけですね。
どれくらい摂ればいい?
1日摂取目標量は1g以上と設定されています。
1週間に1,2回の魚ではなく、1日1回以上の魚を食べたほうが良いと推奨とされていますが、現実は、魚の摂取量の減少によって充足されていないようです。
日本人は魚が好きなのに、どういうわけか摂取量が満たされていないのです…。
アルツハイマー病など認知症の予防に効果があると報告されているので、なるべく1日1回は魚油を食べたいところですね。
EPAは主に血液をさらさらにする効果があることから、血液が詰まること起こる脳卒中を予防する効果がありますし、これは遠からず認知症を防ぐ効果があるということになります。
DHAは歳とともに減っていくという脳の神経細胞を刺激させることによって活性化させる働きがあり、それが認知症や物忘れといった予防にとても効果的とされているのです。
魚が好きなら、積極的に摂りましょう!
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脳血管性認知症の予防を!
脳血管性認知症は脳血管障害によって起こるわけですが、原因疾患として挙げられているのが次の通り。
・脳梗塞
・血栓症
・脳塞栓症
・脳出血
・くも膜下出血
で、リスクファクターは次の通り。
・運動不足
・肥満
・食塩の摂取
・飲酒
・喫煙
・高血圧症
・脂質異常症
・糖尿病
・心疾患
つまり、これらのリスクファクターを1つでも多く取り除くことが大事なわけです。
ということは、EPA、DHAの摂取が動脈硬化の予防や脂質異常症の改善、血栓や高血圧の抑制を助けると考えられますね!
さいごに
認知症の予防のために、サバ缶を入手し摂取することは大変素晴らしいことです。缶詰なら手軽に摂れますしね。
ただ今はサバ缶の一大ブームで手軽に入手できるとは言い難い存在になってしまいました。
サバ缶もいいけど、野菜や果物も意識して摂りたいところです。
野菜や果物の摂取量の多いひとが少ない人に比べ、アルツハイマー型認知症の発症リスクは3割に抑えられると言われています。これはビタミンEやビタミンC、ベータ、カロチンのおかげなんですね。
サバ缶を手軽に入手できるまで、果物や野菜も積極的に摂取し、認知症の発症リスクを下げましょうね!
ちなみにワインは、飲まない人に比べ週1回以上飲む人は発症リスクは約半分だとか!これはみなさんご存知のポリフェノールによるものです。
どうしてもサバ缶をゲットしたいのなら、通販で購入するのもアリです。通販なら大量に購入でき自宅まで届けてくれるし、楽天市場ならポイントも貯まります。缶詰なら万が一に備えて食料の確保をできます。