みなさん、こんばんは。
崖っぷちのOT林です。
昨日にご紹介した認知症をよく理解するための9大法則・1原則は、認知症の人への適切なケアを行う上でとても参考になる法則です。
※認知症ライフパートナーのテキストと過去問を参照。
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認知症を理解する法則とは?
では、杉山孝博氏の提唱する、認知症を理解するための9大法則・1原則は以下の通りです。
②症状の出現頻度に関する法則
③自己有利の法則
④まだら症状の法則
⑤感情残像の法則
⑥こだわりの法則
⑦作用・反作用の法則
⑧認知症症状の了解可能性に関する法則
⑨衰弱の進行に関する法則
1原則・・・介護に関する原則
今日は介護に関する原則<についてです。
介護に関する原則
認知症の人が形成している世界を理解し、大切にする。その世界と現実とのギャップを感じさせないようにする。これが介護に関する原則。
本人の感情や言動をまず受け入れて、それに合うシナリオを考え演じられる名優になる。
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本人・介護者にとって一番良い方法。名優は時に悪役を演じる必要があることも。
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認知症の人が「自分は周囲から認められている」「ここは安心して住めるところ」と感じられるように日頃から対応を取る。
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それが一番楽で上手な介護方法
要は、認知症の人の持つ世界は独特だけど、その人にとっての世界観を受け入れて、その人の世界観に合わせましょう!ということですね。
以上が、認知症をよく理解するための9大法則1原則でした!これらの法則を現場でご活用してみてくださいね。